クリスマスにはちょっと気が早いが,怪しげなCDを紹介しよう。ネットではちょっと見当たらなかったのだが,横浜中華街のちょっとしたショップでは必ず売っている。このCDの存在はかなり昔に知っていた。パソコン通信全盛の時代、Nifty-Serveのとある音楽関連フォーラムの忘年会で,「イントロ当てクイズ」に使われたのだ。イントロだけでは何の曲か全くわからない。題名を見てもわかるのはせいぜい2曲。「紅鼻子鹿」「白色聖誕」これなら何の曲かわかるだろう。「看!又到聖誕」これは何でしょう。サンタが町にやってくるである。タイトルになっている「聖誕快楽」はWe wish you a merry christmas 楽しいクリスマス。
何しろ中国四千年の歴史、である。何でもかんでも中国式にしてしまう。日本のようにすりすり相手に迎合することはない。そもそも中国には日本のようにクリスマスを祝う?習慣はない。それに大体異教徒のお祝いなんて、ふ〜んそうかお祭りか位の認識しかないのだろう。お祭りならこういう音楽だろうと中国式お祭り音楽にしたのがこのCDである。簡単に言うと,宗教色ゼロ,敬虔な雰囲気ゼロ、メロディは原曲通りであるが、中国楽器と洋楽器のチャンポンでイントロと間奏はオリジナルメロディと全く関係ない。中国人好みのメロディが堂々とこれでなきゃぁという感じで鳴り響く。おいおい,違うだろう!・・そうじゃなくって・・と言いたくなるところが随所に。むやみに騒々しい太鼓,これで爆竹が入らないと本格的ではないのだろうが、運転中に聴いていると元気が出てくるから不思議だ(^-^)
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