ハイ、ただいま塩漬け中です。これじゃ、何をやったんだか分からない?
では、最初から説明。白瓜は、水で表面を洗ってから、縦半分に切り、中の種をスプーンでこそげとって、一昼夜乾かします。そして、塩を瓜の船の中にまぶします。白瓜の重量の6%、今回瓜が4Kgでしたので、塩は240gです。そして、切り口を上にして樽の中に重ねて置き、ラップをして重しをします。写真はこの状態。
白瓜は初夏に大量に出回ります(関心がないと気がつかない)。夏以降には見かけません、季節のものですね。ですから、作るなら今からです。できてから、こうやって作るんだよと解説しても1年待たないと作れないのでは不親切ですので、間に合うようにここで、作り方を伝授したいと思います。真似して作ってみてください。私は漬物の中でもこれが一番好きです。で、普通は白瓜の粕漬け(浅漬け)は売っていません。奈良漬けみたいなのしかありません。1度食べたら病みつきです。
この後のことを一応説明しておきましょう。塩漬けを2〜3日したら、いよいよ本漬けになります。本漬けの前にやること、それは塩漬けされた瓜をよく乾燥させることです。これで、粕がなじむし、こりこりした食感を楽しめます。(こういうものは売っていない)。
本漬けには、酒粕、砂糖、果実酒用のアルコール度35%の焼酎、つけ込むための樽が必要です。この材料を適量混ぜ合わせて、びしっとつけていけばよいのです。それで、後は気温などによりますが、約1ヶ月ちょっとでできあがり。粕漬けの良いところはアルコール度が高いので、つけている間痛むことはなく、ぬか漬けのように毎日かき回すなんてことは必要ないのです。瓜を漬け終わった後の粕は、魚を漬けてもおいしいです。それから、おいしくないしょっぱい沢庵などがあったら、これを数日この粕に付けると柔らかくて風味のあるおいしいものに変身します。
細かい、分量などは、「白瓜の粕漬け特集ページ」をごらんください。
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