スペインに約2週間行っていたので、その前後含め約3週間はチェロに触らなかった。そうしたら、勿論う〜んと以前の状態に戻ってしまった。再開の始めの足取りは重い。ちゃんと楽器が鳴らないし、左指も感触が上滑りで実に不愉快・・・
しっかしである、そう思うのは、ちゃんと練習を続けてきたからで、昨年までなら一週間はおろか一ヶ月間チェロに触らなかったこともざらであり、だからといって良い音がしないとか弾きにくいとは感じなかった。プロは一日練習を休んでも大変らしいが、上手になればなるほど練習をしないと下手になる(と感じる)ものらしい。
こんな風に長いこと弾かなかった時は、焦ってエチュードや曲をやらず、まず「指並べ」をゆっくりゆっくりやるのが効果的と聞いていたので、その通り、半音づつ指の位置を確認しながらゆっくり弾く。それから簡単な音階と、練習曲をやり、それ以上はしない。
これを2日続けたら段々感覚が戻ってきた。カザルス三昧だったので、久しぶりに無伴奏チェロ組曲から、1番と3番のプレリュードを弾いて見る(トルトゥリエ第2版)。するとどういうことだろう、弾きにくいと思っていつも止まってしまう場所が知らず知らずにすんなりと弾ける。早い弓の返しも楽に弾ける、ダウンとアップの入り組んだ所もろくに注意しないのに自然に弾ける!
半年間の練習の甲斐があったということだろうか たまたま偶然か、何かの間違い?かも知れないが 何でも良い、嬉しい
こんにちは。久々にまた雑記長を読んでます。(^^)
わたしも、11/3に演奏会を終え、いろいろと不満も残りつつも、毎日の弾かなきゃ弾かなきゃのトラウマ?から解放され、その開放感に浸っていたら、ちっとも楽器のケースを開けない日数が三週間を過ぎておりました。。(^^;) 演奏会で恥をかきたくない一心で鬼のように練習をしていたら、やはり最初は上手く流れなかった旋律が流れるようになり、また乏しかったメロディ表現が豊かになり。。やはり演奏の上達はコンサートというノルマだったのであります。。(単に恥をかきたくないという見栄心のためだったりして。。(苦笑)
あぁ、楽器のケースを開けるのがコワイ。。そして開けて弾いてみたら、他人の音になっているというのが、またなんとも困ったことでありますなぁ。。
『継続は力なり。。』 『練習は焦らず 急がず 休まず』
この最後の休まずってのがいつも守れないんだなぁ。。
しかし。。あのハリーポッターの翻訳者 松岡祐子氏の言葉。。『ものごとの上達はかけた時間に比例する』
ハイ、肝に怒鳴りつけて?(笑) 明日から、おそるおそる、楽器ケースを開けることにしよう。。(^^;)
投稿情報: あやりん | 2005-11-26 19:47
あやりんさん おはようございます
「恥をかきたくない」・・そういう気持ちが薄れるのが老化現象・・か(^_^;) 私は12/18が弦楽合奏団の本番。まずはイメトレ(^^)
投稿情報: goshu | 2005-11-27 07:37
goshuさん、こんばんは。。
そーかぁ。。老化現象の中には、恥じる記憶を、忘却の彼方へ飛ばす力?があるのですね。。(^^) 偉大だ。。
こうなってくると老いもひとつの、度胸というか、コワイもの知らずの心をはぐくむ!?という意味では、老後の楽しみにもなったりして。。(^^;)
12/18の演奏会のイメトレ、がんばってください♪
投稿情報: あやりん | 2005-11-29 00:27
あやりんさん!
恥知らずと言うのではなくてですね、そういう余計は事は考えない、他人がどうのより自分の基準が肝心ですね。
しかし、コンサートって開幕直前が気持ちよいですね。すがすがしい気分です。でも、始まって3分くらいの間に汗がじわ〜 あれがイヤだなぁ・・
投稿情報: goshu | 2005-11-29 01:00