ついに今年も残すところあとわずか・・
年末になると恒例の今年の十大ニュースとか年頭には今年の抱負とか並べてみたりするのだが・・
「1年たつのは早いなぁ」と思っていたら、考えてみるとそういう風に言う人が多い、多いと言うより、そういう年代の人が身の回りに増えた。逆に言うと、若い人とつきあうことが減った、出会うことが減った、と言うこと。
最近シニアマンションというのがブームで、都内で良いところは建てばすぐ売れてしまうらしい。権利が3000〜5000万、月々20万円くらいが、平均だろうか。つまり、それまで持っていた家を売り、年金資産など全部提供して、残りの人生の面倒を見てもらえる(根こそぎとられる)と言う仕掛け。中には、色んな趣味のクラブなどがあって楽しめる、医療の心配もない、食事も工夫がある・・云々。
一見良さそうだけど、そんな同世代の老人ばかりと暮らすのはどうなんだろうか。
アマチュア音楽の楽しみ、室内楽の楽しみは、国境を越え、年齢、職業を超えて、音楽という共通言語で楽しめるということ。沢山のことはできないから、これからは、そういう楽しみを深めていきたい・・
チャンスを逃さず楽しめるように、この1年、チェロの練習に励んできた。考えてみたら、今年はそれが一番心がけた事だった。少しではあるが、上達したと思う。
先日、所属オケのエキストラで来ているコントラバス奏者に、「音が大きくて、よく聞こえるから、あんまり頑張りすぎない方が良い、無理しなくても大丈夫」と注意された。音が大きいと言われたことは過去になく、これは実は嬉しい。弓の脱力に進歩があったと言うことだ。それと、佐々木バイオリン工房の佐々木さんのおかげで、3年ほど前良い弓(これは想像以上に大切)を手に入れたし、チェロのコンディションが良いと言うことも大きいと思う。その結果が出てきたのがこの1年と言うことかも。小さな正しいことを積み重ねて時間をかけて結果が出る、当たり前のことのようでなかなか思い至らない事が多いもの。
(追記:シニアがシニア用のサイトを見に行くかどうかの調査が最近出た。結果は、予想通り。)
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