忙しいから練習にまともに立ち会うこともなく、ほとんどぶっつけ本番。初見である。(^^;) 大体、照明の調整も譜めくり係のことなんか考えていなかったから、ライトが直接当たって暑い。汗だくである。曲は、シューマンの「幻想小曲集」、フォーレのソナタ第2番、ラフマニノフのソナタ。名曲ばかりで、客席側で聴きたかった。
譜めくりそのものはほぼパーフェクト、1カ所だけぼーっとしてめくり忘れそうになったがピアニストかこちらの顔を見てにっこりされ、あわててめくった所があった。ピアニスト、余裕だなぁ・・と感心。
フォーレは今さらっている曲だから、チェロパートを見ていればめくりは楽、だが、もし初見だったらこのチェロパートの譜面を読むのはとても難しい。スラーのかかった同じような形が何回も繰り返されピアノは裏拍をずっと打ち続け、何所を弾いてるのか分からなくなってくるだろう。さらっている曲で良かった(^_^)v ラフマニノフはピアノがものすごく素晴らしい、難しいし速い、後れを取ってはならない・・これは何故かうまくいった。後からピアニストからも褒められた(^_^)
初めてこの場所で聴いてみて音が客席側と全然違うのが分かった。音がもこもこ言っている感じ、バランスを取って弾くのは難しい。自分の出していると思う音と、実際に客席で聞こえる音はこんなにも違う・・今度弾く機会があったら気をつけよう(って、そんなときは来るのか・・)
アンコールで弾かれた「コル・ニドライ」の一部のみお見せしましょう
たまに、大げさなポーズや表情、体を動かすようなパーフォーマンスを見せる演奏家がいますが、佐藤さんはそういう方々とは一線を画します。
今回はどうもありがとうございました!
貴重な体験までさせていただいて勇気を出して行って本当によかったです。(少し冷や汗をかいたりしましたが・・・)
しかし譜めくりが初体験だったなんて・・・
全く気がつかなかったです。
投稿情報: miho | 2007-07-29 23:40
mihoさん 遠いところからわざわざありがとうございました。
譜めくりですが、今回分かったことは、譜めくりは「左手で」行うこと。最後の2小節前くらいでめくること(ピアニストは大体暗譜しているし、譜面の先読みをできている!)、譜は素早くめくること、ですね。
それにしても、ラフマニノフみたいな曲をちゃんと合わせられる演奏者ってやっぱり訓練のたまもの、すごいですね。それに、自分の出している音と相手の音とがどう響くかの想像力、素晴らしいですね。アマチュアなら、自分の分を弾くので精一杯だし、2人で楽しめばよいわけだけど、それを聴衆に聴いてもらう工夫や努力、裏方で見てプロはさすがだと思いました。
投稿情報: goshu | 2007-07-30 01:30
シューマン・ラフマニノフなど、大好きな曲の演奏をたっぷりと間近で聴けて、とても幸せでした☆アンコール2曲も本当に素晴らしかったです・・・。
goshuさん、それにしても譜めくりで、最後まで落ち着いて聴くどころではなかったですよね(^^;)?お疲れさまでした(^^)。
投稿情報: まっしゅ | 2007-07-30 09:31
まっしゅさん、今晩は
チェロらしい曲でしたね、いつか弾いて聴かせてください。
投稿情報: goshu | 2007-07-30 22:40