楽器の演奏では脱力が左右の手とも重要と言われていて、力を抜く、楽にする等と言われることが多いけど、どうやったらそうなるのかなかなかこれという分かりやすい方法は見つからない。色んな方法が提案されていないわけではないけれど、うまくいくかどうかはその人次第・・かも。なので、これも1つの方法、やって損にはならないでしょう。
いつも楽器が手元にあるわけではないので、いつでも何所でも誰でもできるトレーニング。机の上に、弓を持つ形(丸く卵を握ったような形になること)で手を乗せるだけ。で、重みを感じるように指先に重みが行くように、力を抜いてみる。すると、どうやらヒジが下がって行くと力を入れないのに指先に重みがかかっているのが分かる。試しにヒジをあげてみるとみるみる軽くなってしまう。ついでに手首を(よくありがちだが)へこませて下げてみると・・やはり重さがどうあがいても指先に乗らないのが分かる。だから、ヒジから手の甲がまっすぐに保たれることは重さがかかるために重要。同じ事は左手にも言える。手首をしっかりふにゃふにゃに(縦方向には)しないことが肝心要。これができないと力を入れて弾くしかなくなる理屈。
この方法で、重みを感じる感覚をつかむのは1つの方法かも。この脱力をなるべく早くできるように、机から手を離してぶらぶらしてほいっと机の上に置く、と言うのを繰り返すのも感覚を身につけるのによいかも。
ヒジを下げて重みをかけるのが分かりやすいのはG線でアップボーを弾くときにそういう風に注意すると、つかみやすい。ヒジから先に動かして、脇を締め、ヒジが体につくように腰を少し左に動かして(大げさにやると)、手が後からしなるように自然についてくると言う感覚で弾くと、楽に大きなしっかりした音が出る。お試しあれ。
早速試してみます。 これなら何時でも何処でも出来ますね。音質は大きな課題ですので。
投稿情報: 童夢の初心者 | 2007-08-25 07:53
はじめまして。
昨年チェロを始めて以来、訪問させていただいております。
よろしくお願いします。
最近右手で悩んでおりましたので、職場で読ませていただいてこっそりやってみると、・・・おおっ!とひらめくものが(^^)v
>ヒジから先に動かして手が後からしなるようについてくると言う感覚
いつもこの感覚で試したいと思ってるんですが、楽譜を前にすると忘れちゃうんです。
今度こそ試してみます。
ありがとうございました。
早く帰って練習したい~(>_<)
投稿情報: 腹出朗SIN | 2007-08-25 08:22
ドームの初心者さま
こんにちは 音量もさることながらよい音の大きな条件ですね。でも、これだけじゃ駄目なところが大変な点。弓の角度、とか位置とか、全部クリアして初めてスタート・・年季がいりますね
弓にはチャンと松ヤニ付けて、弦についた松ヤニは毎回掃除するとか・・習慣になればかんたんですが、やることは沢山あるみたい・・それで良い弓も(^_^)
腹出朗SINさま(すごいハンドル名)
初めまして・・習い始めて1年とか・・かなり進歩していらっしゃるようですね。焦ります(^^;)
お役に立てば何よりです。弓を実際に持つと他の要因も出てきてすぐにはできないかも知れませんが、ちょっとゆっくり試してみれば、目標の感じはつかめると思います。できなくてもしっかり体で分かる目標がつかめたらいずれできますよね。
投稿情報: goshu | 2007-08-25 11:50
「良い弓」・・・・ねぇ、う~ん?それも将来大切かも
しれないけれど、第一ポジション四人組はまだまだ
先生の「愛の鞭」が必要のようですョ。
投稿情報: ドームの妻 | 2007-08-25 13:37
ドームのおくさま
愛の鞭ねぇ・・人がそれで気に入っているものを何とも言えませんが・・こういうページもあります。
http://home.catv.ne.jp/kk/cellosjp/lessondvd.html
「このような方はご相談下さい」ですって(^_^)
投稿情報: goshu | 2007-08-25 15:49
こんばんは
この方法、今パソコンしながら机の上でやってなるほどと思いました。明日チェロで確認してみます。ありがとうございました。
最近「セロ弾きのゴーシュと仲間たち 」のページの表示がおかしくなって見られないのですが、いかがでしょうか。こちらのパソコンのブラウザの不具合かもしれませんが・・・・・・。
投稿情報: ダンベルドア | 2007-08-26 00:21