右手の脱力について書いたところ、反響があり、私は先生でもないのに、ちょっと驚いています。
ところで、はたと気がついてみると、わかりにくいことを分かりやすくする方法に、間接的アプローチというのがありますね。音楽の教授法などにもっと取り入れるべきですね。特に、大人はいくら言われても分からないしできないことが多いから、言葉で分かっても体で体得しない限り楽器の技術習得にはならないし、体でともかく納得できなければ毎日の練習も始まらない。ここが重要な点です。
練習したらできるようになるのではない。ともかくいったんできてそれから更にそれがいつでも任意にできるように練習するのです。脱力でも、そうか、これが
脱力って事かと体で覚えて、その感覚を弓を実際に持ち、音を出したときにも脱力の感覚を思い出して近づける、それが練習だと思います。特に大人にはそれが
重要。
研究テーマかも(^_^)
プロの先生というのは、小さい頃から楽器に触っているので、例えば脱力なんてとっくの昔にできていてどうやればよいのか聞かれてもわからないのが普通でしょうね。
前に、苦労しなければ人には教えられない、と言うことを書きましたが、他人のプログをみたり色んな人の話を聞いていると、そんな教え方で分かるか!と怒りたくなるような事例が散見されます(^_^)。
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