これが正しいかどうかははっきりしないのであくまで私の考え方ですが、結構多くの人がC弦(第4弦)を押さえるとき、指先で強く万力で締め付けるように押さえないといけないと思っているのではないでしょうか。細い指の人がそうしているのを見ると痛々しい(^^)
つまりこんな形で、指の先っぽでG線(3弦)に触れないように真上から押さえようとするように思います。
これはいかにも不安定で疲れるように思います。
そもそも弦は指の先っぽで押さえるのではなく指の腹の部分で押さえるのですが、指板は丸くなっている(私の場合はC線の通る部分は平です)のだから、真下に力がかかるのではなく手前に引くように腹の部分で押さえるべきだと思います。
そんな風にするとG線に指が触ってしまうかもしれませんが、それが演奏上、音響上支障がある場合は、指を立てるのではなく、腕全体を(肘を)少しあげて角度を変えれば解決します。
演奏する上で、不安定とか不確か、痛いとか辛い、そういう演奏法はどこか間違っていると思った方が良いと思います。
私のレッスンの先生は、「弦を押し込んで押さえてない?弦をかぎ取るように押さえるんだよ」と言います。指の内側の伸縮する筋肉を使って弦をかぎ取るように押さえると、最小限の力で弦の押さえを離すことができるのだそうです。
>手前に引くように腹の部分で押さえるべきだと思います。
おそらく先生と同じことをおっしゃっていると思いました。
投稿情報: しゅく | 2008-09-19 20:12
しゅくさん
今晩は、こういう事って意外とレッスンでいわれないものなんですよね。「かぎ取る」「握る」・・そういう事ですね。
指先でなく指の先の腹で押さえるってのはビブラートでも有効ですね。鋭角的にピンポイントで硬く押さえれば音も硬くなるし、少し緩めるような感覚の方が響きは豊かですね。微妙な感覚ですが。
投稿情報: goshu | 2008-09-19 21:34