8月12日
夜7時半開演
ゴーシュホール(山中湖)
チェロ:佐藤光
ピアノ:百武恵子
演奏曲目
シューベルト「アルペジオーネ」
プロコフィエフ「チェロソナタ」
バレンティーニ「チェロソナタ」
--> 詳しくは パンフレット.pdf
会費:3000円 1ドリンク付き
お申し込みは、メールまたはお電話で 宿泊も可
40年も昔、私がチェロを弾きたいと佐藤良雄先生のご自宅にお伺いしたとき、当時芸大在学中の光さんを紹介され、それから毎週1回品川の才能教育研究会の教室でレッスンを受けました。2年後?パリ音楽院に留学するまで。
それからずっとパリ生活で、夏のバカンスシーズンに帰国するくらいです。今回は沖縄・函館・長野などで小さなコンサートを行っています。
昨年ルーブル美術館でのパリ管コンサートがアップされています。開始後2分17秒のところで大きく佐藤さんの映像が(^_^)
ちなみに、2007年にゴーシュホールで録音・制作したバッハ無伴奏チェロ組曲のCDは、販売好調で、第2作を検討中です。
■■ 曲目解説
ヴァレンティーニ Giuseppe VALENTINI (1681-1753)
チェロソナタ第十番 ホ短調
ヴァレンティーニはイタリアの作曲家、ヴァイオリニスト、詩人、画家であった。器楽作品の作曲家として主に知られコレルリやヴィヴァルディの影になりつつも、イタリア・バロック音楽への貢献は著しくヨーロッパ各国でその作品は出版されている。この曲は1714年ローマでヴァイオリンまたはチェロのための12のソナタ集として出版された曲集の中の一曲で、イタリアのチェリスト、アルフレッド・ピアッティによる1895年の編曲。
第1楽章 グラーヴェ‐アレグロ、第2楽章アレグロ、テンポ・ディ・ガヴォッタ、第3楽章 ラルゴ、第4楽章 アレグロ・モデラート
シューベルト Franz Schubert (1797-1828)
アルペジオーネ・ソナタ イ短調
アルペジオーネはヴィオラダガンバとギターに由来した楽器で1823年にウイーンの楽器製作者シュタウファーによって完成された。
安らぎと魅力に満ちた、即興的な性格を持ったこのソナタは3つの楽章からなっており、第1楽章 アレグロ・モデラートはややメランコリックな最初のテーマをまずピアノが弾き間もなくアルペジオーネ(チェロ)が引き継ぎ快活な第二テーマを展開していく。短い第2楽章 アダージオは、リートのような夢見るような表現を全体的にアルペジオーネに託していてシューベルトの書いた最も美しいもののひとつとしてあげられよう。四小節の短いカデンツを通してそのままロンド形式のアレグレットの終楽章に続いて行き、ここではこの楽器を使った妙技を聞かしてくれる。
プロコフィエフ Sergei Prokofiev (1891-1953)
チェロソナタ ハ長調 作品119
このソナタは1950年にモスクワ音楽院でロストロポーヴィッチとスヴャトスラフ・リヒテルによって初演された。プロコフィエフはそれに先立って当時まだ若かったロストロポーヴィッチとチェロの近代テクニックの可能性について話し合い、一連のチェロの曲を作曲する決心をするに至ったのだった。
第一楽章 アンダンテ グラーベは静かに表情豊かに、と表記されゆったりとした想像力豊かで神秘的な雰囲気のテーマで始まる。
第二楽章 モデラートは踊って歌うようなテーマに静かで陽気なメロディーが続く。
第三楽章 アレグロ、マ ノン トロッポ 叙情的でロマン的なメロディーを主体とした、明るい感情に満ちた終曲。ユーモラスな第二主題がピアノからチェロに引き継がれてゆく。
(ハンドルネーム変更しました)
ご無沙汰しています。goshuさんと佐藤先生にお会いするのが楽しみです。CDの続編は朗報です。期待しています。
投稿情報: ミゲル | 2009-07-31 10:38
ミゲルさん こんにちは
8月25日から9月4日までの間で、神奈川県内でチェロレッスンも随時可能とのことですから、相談してみては如何でしょう。
投稿情報: goshu | 2009-07-31 11:36