「音楽の政治学」こんな記事が何故かこの時期ありました。 カザルスがホワイトハウスでケネディの前で演奏したコンサート。
実は35年以上昔、このコンサートのビデオをある会で見たことがあるんです。絶対に秘密、見たことも人に言うなと言われていたんですが、もう時効でしょう。初めて「動くカザルス」を見られて感激でした。体を全然動かさない、手だけ動いているという感じで、こういう風に演奏しなくちゃいけないんだと思いました。おかげで?それから10年後、実はもっと自由に体の内部?は柔軟に動いているんだ、と知るまで間違った姿勢で演奏していました(^^;)。
正しい姿勢というか演奏の動きは、1つには肩甲骨の裏側の筋肉を使うような体の動きですね。低音弦のアップボーの時が分かりやすいです。お相撲さんがすり足で前に行くときの腕の形と動き、あれですね。デューク東郷さん(嘘!更家だよ)のダイエット体操もそうですね。
良くやる体操ですが、右腕と左腕を反対回しにする。こうすると否応なく肩甲骨の裏側がよじれて柔軟になるんです。そうでなくても、体操としてはヒジを体に付けたまま肩をぐるぐる回す。これは五十肩予防と治療のための体操として勧められているものです。この感覚を覚えてボーイングに役立てると、特に低音から高音にあがっていくときなど深い響きを出すのに役立ちます。ボーイングでヒジが大切と言いますが、ヒジを意識しながら肩甲骨の内側の筋肉を使うようにすると楽に大きく音が出る。これは多分卓球とかテニスでもドライブをかけるときの動きと同じではないでしょうか
正しい姿勢というか演奏の動きは、1つには肩甲骨の裏側の筋肉を使うような体の動きですね。低音弦のアップボーの時が分かりやすいです。お相撲さんがすり足で前に行くときの腕の形と動き、あれですね。デューク東郷さん(嘘!更家だよ)のダイエット体操もそうですね。
良くやる体操ですが、右腕と左腕を反対回しにする。こうすると否応なく肩甲骨の裏側がよじれて柔軟になるんです。そうでなくても、体操としてはヒジを体に付けたまま肩をぐるぐる回す。これは五十肩予防と治療のための体操として勧められているものです。この感覚を覚えてボーイングに役立てると、特に低音から高音にあがっていくときなど深い響きを出すのに役立ちます。ボーイングでヒジが大切と言いますが、ヒジを意識しながら肩甲骨の内側の筋肉を使うようにすると楽に大きく音が出る。これは多分卓球とかテニスでもドライブをかけるときの動きと同じではないでしょうか
ええっ、ホワイトハウスの映像を見たんですか?いいなあ、うらやましい。
>デューク東郷さんのダイエット体操
ゴルゴ・・・?(笑)
僕の先生も「肩の可動域が狭くならないようストレッチは欠かせない」とよく言います。
体操の仕方、参考にさせていただきます。
投稿情報: たこすけ | 2010-03-18 16:43
たこすけさん しっ!しっ!声が大きい・・内緒ですから・・(^_^)
投稿情報: goshu | 2010-03-18 17:03
> テニスでもドライブをかけるときの動きと同じでは
肩とヒジの可動域をうまく使う、ということではたしかにそうですね。角度も似てます。
ただ、それだけではD-A線に行ったときや、細かいフレーズはだめですよね?テニスの感覚で指や手首を硬くしてヒジに頼るクセがなかなか抜けませんでした。今も油断するとそうなります。
投稿情報: yoshi | 2010-03-18 21:50
yoshiさん こんにちは
A D 線などの場合は、右肩をホンの少し前に出す事で、弓先まで重みが乗り、かつ同じ筋肉の使い方になるのではないでしょうか。
手首や指については、「硬く」するのではなく、さりとて「一見柔らかそう」に手首をグニャグニャするのではなく(最悪は手首が凹む)、力は抜いてしっかりと(死んだ人の手の形?)、指については持つために必要な筋力は使うがそれ以外は脱力してどうにでもなるようにして、というか意識せず意識はヒジにもって体全体で弾くと言うのが正しいのでしょう。指を楽に力を抜いてと言っても、そう意識するだけで硬くなる理屈ですから、そもそもそこに意識を持って行かない、ヒジだ、肩だと注意することで結果的に手首や指がしっかりと脱力できて良い音になるのだと思います。理屈で考えることと実際に演奏上注意することは別ですね。(痛いところに注意すると余計痛い、これが人間の脳の働き。無欲でどうのこうのと言うこと自体欲に囚われているから、むしろ一心に念仏を唱えたり、座禅の形式にこだわったりするのが方便になるのと同じ)それが難しい。いつもそうできるわけではないけど、時々意識をもって気をつけると、おっ!と言うことがあります。たまにです(^^;)
投稿情報: goshu | 2010-03-19 09:36
チェロ歴1年です。いやあ弦楽器がこんなに難しいとは!!姿勢とても参考になりました(できないんですけどね)。
ついでに、呼吸法なんてありますか?
ものごっつい初診者なので、気がつくと息が止まって体中緊張しています(ぜいぜい)。
投稿情報: きなこ | 2010-04-27 16:43