樫山先生の言葉を思い出して、昔の本を探し出し再読していて、思いついて裏表紙にある出版社に電話してみたが番号が変わっていた。そりゃ42年前のものだから(^^;) インターネットで調べたが、もう既に出版社もなくなり連絡も付かないらしい。これが現在私が持っている柏樹社の本である。
大学2年の頃4年生の先輩(哲学の川原先生が顧問をされていた碧稲会というクラブ)に連れられて、本郷にあった柏樹社を訪ね、狭い下宿のような部屋で担当の方にお話をお聞きしながらこうした本を購入した。(転勤先のドイツでこの数年後に事故死されたこの先輩によれば、まみず新書は会員制の本で本屋では手に入らないし、出版社に行けば分けてもらえるだろうし、どういう出版社が出しているかを知ることも大切だ、というわけだった。この時、柏樹社を訪ねたのは私を連れて行くと言うこととは別に、樫山先生の本の帯に書いてあった文章が、本の内容を実に的確に捉えてあったので、その編集者と会ってそのことを伝えたかった、その人がどういう人物か知りたかったということだった。そんなことを言う大学生は稀だが、この先輩は神戸製鋼に就職され将来を嘱望される人だったが、考えてみると高校卒業後の私は師に恵まれ、先輩にも恵まれたものだと思う。それにしては私は駄目だが(^^;))
もう既に絶版だし、調べたが、「自己」以外は、検索にも出てこない。入手困難と思われるので、一応、タイトルと写真を記しておこうと思う。柏樹社の本はどれも魅力的な内容だった(ご存じかも知れないが、「柏樹」とは禅の有名な公案「庭前の柏樹子」に由来する。)
これらの本を何度も何度も読んだ記憶がある。いずれもいつまでたっても古くならない内容の良書である。
紹介しておこう。写真上の右から
内山興正著「自己〜宗教でない宗教」
1965年6月10日発行
内山興正著「観音経を味わう〜東洋の行」
1968年1月15日発行
内山興正著「進みと安らい〜自己の世界」
1969年10月20日発行
内山興正著「宿なし法句参 第一集」まみず新書5
昭和41年9月15日発行
内山興正著「宿なし法句参 第二集」まみず新書9
昭和42年7月15日発行
内山興正著「泣き笑いの托鉢」まみず新書15
昭和43年5月15日発行
樫山欽四郎著「運命と摂理」まみず新書18
昭和43年11月15日第一版発行
写真にはありませんが
内山興正著「正しい座禅のすすめ」まみず新書3
昭和41年発行(紛失)
もう既に絶版だし、調べたが、「自己」以外は、検索にも出てこない。入手困難と思われるので、一応、タイトルと写真を記しておこうと思う。柏樹社の本はどれも魅力的な内容だった(ご存じかも知れないが、「柏樹」とは禅の有名な公案「庭前の柏樹子」に由来する。)
これらの本を何度も何度も読んだ記憶がある。いずれもいつまでたっても古くならない内容の良書である。
紹介しておこう。写真上の右から
内山興正著「自己〜宗教でない宗教」
1965年6月10日発行
内山興正著「観音経を味わう〜東洋の行」
1968年1月15日発行
内山興正著「進みと安らい〜自己の世界」
1969年10月20日発行
内山興正著「宿なし法句参 第一集」まみず新書5
昭和41年9月15日発行
内山興正著「宿なし法句参 第二集」まみず新書9
昭和42年7月15日発行
内山興正著「泣き笑いの托鉢」まみず新書15
昭和43年5月15日発行
樫山欽四郎著「運命と摂理」まみず新書18
昭和43年11月15日第一版発行
写真にはありませんが
内山興正著「正しい座禅のすすめ」まみず新書3
昭和41年発行(紛失)
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