門前の小僧習わぬなんとかで、仕事の合間に聞こえてくるレッスンの一部。(レッスンはホールと食堂の2箇所で行われている。)
「良い音というのは音程が正しいことが大前提。どんなに感性が豊かで良い音楽表現ができても、音程が悪いと、聴いている人は先ずそのことが気になってしまう。それは惜しい」
「タンギングがうまいとか何とかは、聴いている人に関係ない。そういう聴き方をする人もいるかも知れないけれど、タンギングのどうのこうのではなく、音、音楽を聴こうとしているのだから・・廻りにそういう学生が沢山いてそういう練習ばかりするのが日常的に聞こえてくるかも知れないが、自分はそうではない・・ともっと大人の音楽を・・・」
「練習というのは、自分の不得意なところを克服するためにやるので、自分が心地よくなるためにやるのではない」
「体の動かし方を工夫すること。・・重心はかかとに・・そこは動かさない・・止まったまま吹く。舞台に出た時からパーフォーマンスは始まっている。見た目も大事。・・・せ〜の という動作をせずそのまま始める・・」
受講生のレベルは高く、私なんかが聴いても音程は良いし音色はよいし、音楽性も豊かに聞こえるのですが・・・プロへの道はキビシイですなぁ
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