今夜は久しぶりに、チェロアンサンブルの曲を練習してみました。10月に練習があるので、事前練習。グリュッツマッヒャーのConsecration Humn「聖歌」とでも訳すのかな。
この1,2年でチェロアンサンブルが各地で、様々な人、グループで盛んに行われている。日本チェロ協会の「チェロの日」イベントや、チェロコングレスの影響が大変大きいもののようだ。チェロの仲間が急に増え、又、プロのチェリストもチェロアンサンブルに関心を寄せているらしくコンサートの機会も増えた。
仲間意識だけで、チェロアンサンブルを楽しむのも悪くはないが、それだけだとやがて飽きてくるだろう。きちんとさらい、きちんと曲を仕上げていくと言う作業も必要。 きれいな音で美しいハーモニーを奏でたい。だけど、そのずっと以前に、安定したボーイングや正しい音程など、アンサンブル以前の問題が沢山・・・一人で弾いている時はさほど気がつかないことでもアンサンブルでは露わになる。
チェロを始める時(40年以上前のこと(^^;))、こんな事は全く想像していなかった。当時はただカザルスやフルニエの弾いていた小品が弾きたい。3番のプレリュードが弾けたら夢みたい、と思っていただけ。全く、チェロを趣味にした人は幸せだ。他の楽器ではこんな事は起こらない。
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