普通2時間くらいかかるのに今日は道路が空いていて1時間ちょっとで着きそうなので、途中で「コメダ珈琲店」に入って時間調整。熱いおしぼり熱いカップにちょっと昔の喫茶店を思い出す(^_^)豆菓子もついてる。それはさておき、レッスンの最初は世間話からというのが通例。それもさておき、
デュポールのエチュード8番。通算3回目。出だしのDの音程が取り難くてとご指導を仰ぐ。あの、これって超初心者でも弾ける1弦の第1ポジションの4の指なんですけど、なんだか、歳のせいか4の指が言うこと効かなくなりつつあるような・・何でもちょっと気になったらどんどん聞くことにしている。そしたら、開口一番「重心はどうなっていますか?」「ちゃんと小指に腕の重みが乗っていますか?」1,2,3の指並べは当然として、小指に重心がちゃんと来るように、腕の重みで弾くように、そうしないと音程も不安定になる、ということ。あちこち離れた音を4で取るところがあるけど、原理はそれ、ポジション、指並べは勿論そのことを意識しないと、・・で、意識的にやってみると確かに安定する。そりゃそうなんだ、何度も言われてきたことだけど、忘れてる・・。どうして忘れちゃうのか・・・。
第1ポジションから飛んで、第3ポジションで2,4を同時に抑えてD,Aの重音を取る時も、小指をいやがって、2の指から取る習慣になっているけれど、これも4の指から取るべきなのだ。「腕の移動」・・そう指で取るのではなく、腕の移動をして腕の重みを4にかけるつもりで取るとうまくいく。これを先ず2から取って4を抑えるという順番だと音程が不安定。ちなみに、それに続く、AとEの5度の重音を2の指で取る時も、指で押さえるのでなく、腕の重みをかけるつもりで、そうでないと1弦が浮きやすく良い音がしない・・。
しつこく、まとめ。4の指が弱い、のではなく、指で押さえようとするから負担がかかり辛いので、腕全体で小指に重心を置くようにすればさほど力もいらないし楽。腕で小指を助けてあげる・・。すべからく、力は必要ない、重みと指の抑えるスピード(=叩く)で弾けば、疲れない。
この問題が解決したので、ついでに、セブシックの弓の返しのエチュードについても質問。弓の持ち方がおかしくないか、ということをチェックしてもらう。問題ない。バリエーションの1番は、指だけでなく肘も使うこと。バリエーション4は、左手で右手の手首を押さえて動かないようにして弓元だけで弾くとよい。
私の質問タイム?は終わって、デュポールの8番を弾く。親指で低音を弾く時、手の形が変わるけれど、そうではなく、2の指を中心に、形を崩さず肘を上げずに、回転させる・・な、なるほど!だった。でも、良くさらいました、と珍しく褒められた(^_^)v 更に上を目指すなら、ビブラートをもっと。
なんだかんだで1時間半。なので、ポッパーは弾かずに終わり。
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