大震災と原発事故に揺れた今年、明治の精神科医・呉秀三の言葉を思い出す
「わが邦十何万余の精神病者は、実にこの病を受けたる不幸の外に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」
精神医療に関わるものはみんな知っている言葉である。二重の不幸。
この国が如何に国民をないがしろにしてきたか再び気がついた。自然災害にせよ人災にせよ、起きてしまった不幸の他に、その後の政府、厚顔無恥な東電、政治家、マスコミ(それらの陰の官僚)の対応は、日本以外の国なら、ロシアでもひょっとしたら中国でも、もっとましなのではないだろうか,これでは北朝鮮並みではないかと思わざるを得ない。 何より国民の命を守る事より,自分たちの地位や利権を守ることに汲々としている,反省もしないし謝りもしない。一致団結して嘘に嘘を重ね、国民を(世界も)だませると思っているらしい。彼らに良心というものはないのだろうか。
この国が如何に国民をないがしろにしてきたか再び気がついた。自然災害にせよ人災にせよ、起きてしまった不幸の他に、その後の政府、厚顔無恥な東電、政治家、マスコミ(それらの陰の官僚)の対応は、日本以外の国なら、ロシアでもひょっとしたら中国でも、もっとましなのではないだろうか,これでは北朝鮮並みではないかと思わざるを得ない。 何より国民の命を守る事より,自分たちの地位や利権を守ることに汲々としている,反省もしないし謝りもしない。一致団結して嘘に嘘を重ね、国民を(世界も)だませると思っているらしい。彼らに良心というものはないのだろうか。
これがこの1年でよく分かったこと,というのは情けない。悪夢のような1年、これがあと数十年続く。未来は白紙の筈だったが,消えない汚点がついたまま。
コメント