昨年11月より約3ヶ月ぶりのレッスン。セブシックの5番の練習の仕方(音がやせないように保つ。指を押し出し素早く戻す・・)を教わる。それと、ベートーベン8番の第3楽章のトリオの運指と練習の仕方(開放弦で弓だけ練習する)。そして、アルペジオーネ。
目標は6月初め。私の手元にあるのはブライットコップ版。ペータースも、フランスのなんとか言う版も、多分、IMCもそれぞれ違う。音の高さ、音符まで少しづつ違う。それはそれとして、私としては、昔からなじんで頭にすり込まれているシュタルケルの演奏に近く弾きたい。むやみに高い音を弾かず、チェロの落ち着いた潤いのある良い音でこの曲を弾きたい。ボーイングや運指を1つ1つ確認しながらだったので1時間半くらいかかってしまった。同じ音でもどの弦でとるか、研究ポイントがいくつもある。
ところで、倉田先生が、この曲を弾くにはボーイングが大切というようなこと(あなたはボーイングが自然だから弾けるかも)を言っていたのが気になって、どういう意味かを尋ねたら、古典の曲を弾くには、清潔な音、妙にねちねちしたりせずまっすぐな音を出さなくてはいけない、ということらしい。
パガニーニとかに比べたら、技術的にはそんなに難しい所もないし(今のところ)、曲は美しいし、音の研究をするところも沢山あって、やりがいがあって楽しい。あと3ヶ月じっくり弾こう。
帰りに近くのたこすけさん宅によって、1時間ほど、デュエットを弾いた。クンマーのデュエットが簡単だけど楽しかった。
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