注文していたグッズが色々アメリカから届いた。そのうちの1つが、Harmonie kevlar tail cordというもの。約1000円。国内でも手に入る。カーボンファイバー製である。これまで付いていたナイロンの太いコードは7gだったが、これは、1g以下。強度はスチールの10倍。長さを調整するため1時間くらい、付けたりハズしたりして調整。やっとピタリと出来上がり試奏。
すると、テールピースもプラスティックから黒檀削りだし(この方が軽い)にしているから、比較が正確ではないけれど、明らかに(弾いている本人には)音が倍音が豊かになりクリアになっている。他の使用感をみても同じように言われているから、確かにそういう効果があるのだろう。弾くのが楽しい。やったぁ!!である。(^_^)
駒、魂柱、エンドピン(カーボン)、テールピース(薄く削った黒檀)、コード、弦(全弦エヴァピラッツィ)を全てリニューアルした。後は、キープしてある指板を、時間のあるときに調整交換してもらえば、このチェロに最初にやるべき事は全て終わる。というか、好みとかでなくともかく良く鳴るように、楽器が本来あるべき寸法や状態に戻した。これがスタート時点。後は、実際に弾きながら、魂柱の位置や、駒の厚さ高さなど、私が弾きやすく、好む音になるように、少しづつ調整することになる。
ところで、コードの結び方はちゃんと図で詳しく説明があるので、みながらやれば誰でもできる。まぁ、テールピースを外すと言うことは、弦も駒も外すと言うことだから、なれない人はやめた方が良いけれど、機会があれば、やってもらえば良いと思う。ちなみに、職人さんに調整してもらった後、正しい駒の位置や、その他、可動部分の長さを巻き尺で測っておいた方が良いと思う。そうすれば、日常的に、位置のずれなど、気を付けて自分で直すことが出来る。
goshuさん、こんにちは。
私も同じテールコードを付けています。
自分で取り替えたのですが心配性なもんで、予備のテールコードと結び方説明書をハードケースの中に入れております。切れることは無いのでしょうけどね。(笑)
投稿情報: ぱたぱた | 2012-02-11 09:00
強度は鉄の10倍ということですから、それに沢山の繊維がよってあり、ナイフで切ろうとしてもなかなか切れるものではなかったので、大丈夫でしょう。
投稿情報: goshu | 2012-02-13 22:00