何だかんだと言ってもホールで弾くと上手になった「気がする」というのが大きい。ちょっと反省。自分や人の演奏に色々ケチを付けて、ここをこうすればあぁすればと言うより、ともかくも褒めた方が良い場合もある。褒められて、そうかなぁ、なんて内心喜んで、それで練習する気にもなるし、前向きになる人も多いに違いない。
どこかの夫婦で、毎日相手に対して何でもいいから1つは褒めることを言うというのをルールとして決めているという人がいた。これは良いかも知れない。私はお世辞を言うのが嫌いだから、本当にそう思わないのに、褒めるとか苦手だ。けれど、ものは考えようで、良いところを探そうとすれば何かはあるものだ。良いところに気がつかないのは怠慢かも知れない・・。
ともかく、上手になった気がするというのは進歩の為に大切な事だ。上手になった気がして基礎を疎かにするというのは話にならない、ただのお調子者だが、上手になった気がして余計な力が抜け、理想的な姿勢や演奏に近づければこんなに簡単で良い方法はない(^_^) 上手になった気になると、音符に縛られず、音楽をやろうという気になって姿勢が良くなる。だから、時々はその気になる方が良い。どうしたらその気になるか、音響の良いところで弾く、人から褒めて貰う・・うんと易しい曲を演奏する・・ほかには・・
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