新年を迎えて、今年の抱負とか目標とか考えるのはだいぶ前からやめているけれど、今年は違う。健康に気を付けよう、という以外に、チェロでは、「太い豊かな音を出す」事を心がけたい。
大きな音、強い音ではなくて。この点は他の人には分からなくても自分では少し進歩したと思っていて、駄目だと思ってもう1度弾き直せばそれなりになって来た。これをいつも出来るようにする事。要は、脱力して重みを乗せること、左の弦の押さえ方も時々気をつける事。
そして簡単な事を確実にする事。実はこれはとても大切な事。引っかかると思うところは、15回連続してやっても完璧に出来て初めて「出来た」ということにする、というような練習。前に、林さんがフルニエのレッスンでアルペジオーネの音の飛ぶところをそういう風にやらされたと聞いた事がある。ものすごい練習量らしい。本番で失敗しない方法は、沢山練習して間違えない自信を持つことだそうだ。
まとめると、簡単そうな曲を、良い音でしっかり演奏すると言うことになる(^_^)。
そして簡単な事を確実にする事。実はこれはとても大切な事。引っかかると思うところは、15回連続してやっても完璧に出来て初めて「出来た」ということにする、というような練習。前に、林さんがフルニエのレッスンでアルペジオーネの音の飛ぶところをそういう風にやらされたと聞いた事がある。ものすごい練習量らしい。本番で失敗しない方法は、沢山練習して間違えない自信を持つことだそうだ。
まとめると、簡単そうな曲を、良い音でしっかり演奏すると言うことになる(^_^)。
更に、歳とともに、老眼のせいもあるが、楽譜を読む速度が衰えているので、その一方で反射神経も衰えているから、相乗効果で、いっぱいいっぱいで弾いている気がする。読譜力の向上。昔ギターを弾いている頃は、楽譜とにらめっこしなくても勘である程度弾けたものだ。と言うのも、和音で楽譜を見て決まった指の形がすぐ整えられたからだ。チェロでは単旋律だけを追いかけるのと、かなり音が飛んだり開いたりそれだけでも難行苦行なので、先を見る余裕がない。しかし、それではいつまでも進歩がない。皆やっていることだが、楽譜の一歩先をいつも見る事、パターン認識することを心がけるように、それが出来るように練習したい。囲碁でも将棋でも「手筋」というものがある、「型」というようなもので、それを組み合わせて「手」を作る事ができる。いちいち考えなくてもパターンで理解し応用できる。試合を沢山こなすのも良いが、手筋を覚える方が遙かに効率が良い。
新年おめでとうございます。
旧年中、ゴーシュさんのブログで勉強させていただきまして、ありがとうございました。
易しい曲を確実に弾くことが一番大切ですね。
同じ曲を弾いても、上手な方は音が違う、深さが違うと思います。
力が抜けていて、きちんと全体が見通せている。
あるフルート教室の発表会で
先生が易しい曲を模範演奏された時に思いました。
生徒さん達も上手ですが、そこが歴然と違う。
とてもよい先生でした。
今年もどうぞよろしくお願いします。
投稿情報: えにお | 2013-01-12 07:44
えにおさん
本年もよろしく。私は間違ったことも平然と書くことがあると思いますので、気を付けて下さい(^^;) 毎年少しでも進歩したいものですね。歳をとって諦めるということはないように。
投稿情報: goshu | 2013-01-12 13:13