今日は、久しぶりに、ホスピスでのコンサートに参加。今回は過去最多、ピアノ3人、歌2人、フルート、バイオリン2人、そして私のチェロ、中国人の笛も特別参加。聴いてくださる患者さんは8人くらい、それにご家族、病院スタッフ。
今回は、直前に「川の流れのように」のリクエストがあり、見学の筈だった中国人のcさんがたまたま笛も楽譜も持っていて、中国風にアレンジされたソロ演奏をした。その後、クラシックあり、昭和歌謡あり、最後は、「てんとう虫のサンバ」。誰かが用意してきたてんとう虫の絵を描いた団扇を患者さんに配り、団扇を振って応援していただいた。演奏後楽しかったという感想を何人かの方からいただいた。患者さんの希望で、ベッドサイドで一緒に記念撮影したり。何よりご家族の方にも喜んでいただいたのが良かった。今回は、演奏スタッフの中に、ご主人を癌でなくした方もいて、ホスピスで過ごす間、家族のストレスも大きなものがあると聞いた。だから、こういうホスピスでのコンサートは、患者さん本人のみならず、家族や、お世話する病院スタッフなど関わっている人全体にとって楽しんでいただけるようなものが大事なのだろう。
ついでの話だが・・
待ち時間の間などで、中国のかたに色々お話を伺ったが、漢民族の音楽とモンゴル・チベットの音楽には特徴に差があるとのこと。モンゴル風の1曲で中国人なら誰でも知っている、そして世界遺産に登録された曲というのを、コピーさせていただいた。笛で演奏されるが、これをチェロで弾けるだろうか・・。馬頭琴風のイントロがあり、チェロでもいけるだろうとのことだった。(しかし、YouTubeで聞いてみたけど、こりゃ無理難題)
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