先日、オケ練習の後帰宅してケースを開けたらチェロの隅に小さな白い傷があった。弓をケースにしまうとき急いでいたため、移動中に弓の抑えカバーが外れて、楽器にフロッグの角が当たったためのようだ。とりあえず、4日間掛け、ニス塗装、高精密紙やすりを消しゴムに巻いて表面を研磨、をて8回くらい繰り返して、まぁ、目立たないようになってきた。完了まであと少し。
なので、弓をケースにしまうとき、やっぱりフロッグが下になるようにしまった方が何かあったときにも被害は少ないだろう。ただし、これだと出し入れが不便だが・・。
遠くにチェロを担いでいくときはシルクの楽器カバーをしているのだが、自動車で移動の時はしないことが多く、カバーをしていればこういうことも防げる。災害は忘れた頃にやってくる、だ。楽器に傷がつくのは、ケースの出し入れの時で、例えば胸ポケットから携帯が落ちるとか・・気をつけましょう。
なお、楽器のニスは特殊なものなので、注意が必要。このニスは以前楽器の修理の時にこの楽器の色に合わせて調合したものを職人から分けてもらったもの。更に、自分でやって失敗したときは、直してあげると保証付き(^_^) 厳密には、数十年後に色が変わってそこが目立ったりする場合もあるから、無闇にやらない方がよいらしい。しかし、下地がむき出しになっているよりは塗った方が良いと思うし、ほとんどの傷はエッジ部分で音には関係ないので、自分で出来る範囲だと思う。
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