今日は天満宮のずいき祭りの4日目。還幸祭。御旅所に出ていた神輿が神社に戻る儀式。広い町内をあちこち巡り歩いて4時間以上かかる。子供の小型のずいき神輿も町内を巡る。休み休み、狭い路地にまで入っていく。子供たちもいっぱいだ。こんな祭りは良い。
本物はこっち。ずいきとは里芋の茎である。それで屋根が葺いてある。周りには様々な野菜が飾られている。五穀豊穣を祈るもの。あっそういえば、子供神輿にはアンパンマンや食ばんまんが飾ってあった。では、大人神輿は、こっちも漫画みたいな人形が飾ってあってちょっとユーモラス。
北野天満宮の少し手前の交差点で見ていたが、長い行列で、牛車もあれば馬もいる。でも、可愛い子供たちも沢山参加していて、炎天下何時間も歩き回ってさぞ大変だろうと思うが、なんだか嬉しそうでもある。
こうして京の伝統は守られていくのだろう。
今日は朝からずっと京都御所の隣の歴史資料館で京の古地図を沢山見て、それから 北野界隈を歩き回った。昼は、上七軒の練舞場のなかのサロン上七軒と言うところでランチを食べ、天満宮前の澤屋で粟餅を食べた。この辺りはなかなか魅力的な街だ。
ところで、私が小学生の頃、近くのお寺では、節句やそのほか季節季節の節目で子供たちを集めて、行事があった。神社はお祭りの夜店くらいしか記憶がないが、山車や神輿もあって、参加した後お菓子がもらえた記憶がある。(2回並び直してお菓子を倍もらっている子もいた(^_^))今は子供も少ないし、寺や神社が地域から離れてしまって(その逆か・・)地域での行事というものが少なくなった。小さい頃から贅沢で恵まれているから、お寺でゲームをしたり、お菓子をもらうなどと言うことが大して魅力ではない時代になったということもあるだろう。
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