一種類のみ大量に植林したのとは違って、様々な桜が淡いグラデーションで山を覆っているところが美しい。よく見れば、きちんと管理されていて、手入れが行き届いてこその景観であることが分かります。
駅を降りてケーブルカーで上ってから、急な坂道を上っていかなくてはいけないので、高齢になってからではきついかな、金比羅さんみたいに籠があっても良いかなと思いました。
帰り道、ここまで来たら素通りするわけにはいきません。
日本書紀によれば日本発祥の地、橿原神宮もお参りしてきました。橿原神宮自体は明治23年、明治天皇の命により京都御所から賢所を本殿として移築して造営されたものです。境内の一番奥にある古い建物がそれでしょう。
こちらの池の周囲の桜も見事ですというか、もうこの季節、どこを見ても桜、桜、日本は桜の国です。
ところで、花より団子で例によって食べ物の話。
乗り換えの橿原神宮駅の構内で、お弁当を売っている店が出ていて、通り過ぎる時ちらっと見たらきれいだったので、寄ってみました。売り子のおばさんと話していたらおいしそうなので、お昼用に京都人の定番「カルネ」を買っていたのですが、これも買って桜を見ながら食べました。これがおいしかったので帰りにも又買いました。わさびの葉で巻いたお寿司です。柿の葉寿司は有名ですが柿の葉はくるんであるだけで食べません。あれも好きですが、こっちはもっとおもしろくおいしい。ファンになりました。後から調べたら分かりました。「うめもりのわさび葉寿司」というものです。
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