年に1度の楽しみ、もう26年以上のお付き合いになる勝沼のブドウ農家を予約しておいて訪ねました。毎年新しい品種をいくつも栽培しているので、まだ、名前のついてないブドウもあります。沢山のブドウを試食して、あちこちに送ったり自家用に買って帰ります。
今日も各地から、車で何組もの人がブドウを買いに来ていました。以前は1日4組の予約制でしたが、最近はもっと増えたようです。実際に味わってもらい話をしながら買ってもらうというやり方です。リピーターと口コミだけでものすごい数になっているようです。
品種により熟する時期が違うので、8月中旬から9月いっぱいくらいまで色々な品種が出てきます。一番沢山の種類が出そろう時期は9月の初めです。しかし仕事の関係で今頃になってしまいました。それでも、出荷は出来ないけれど、おなじみさんに楽しんでもらうだけならと、とっておいたブドウとか、半端なブドウを供して下さいました。だから、いつも沢山の種類のブドウを愉しむ事が出来ます。
その名も山梨園。ある旅行誌で究極のブドウ特集がありそこで究極度120%として最高位で紹介された農家です。それ以来親しくお付き合いさせてもらっています。シーズン終わってブドウ畑の下でおでんを食べたり、春はモモの花見に出かけたり・・数年前から息子さん夫婦が中心となり経営するようになって、老人は家の掃除が主な仕事のようです(^_^) 昔おんぼろの掘っ立て小屋みたいなところで寝泊まりしていたのが、料亭のような立派な自宅になっています。苦労と研究の結晶です。奥さんは、結婚してから30年間毎日畑の世話でどこにも旅行に行ったことがないと言っていましたが、最近は時々2人で旅行しているようです。農協の指導に従って決まった品種だけ出荷していれば安定しているのでしょうが、それに飽き足らず、周りから馬鹿だ何やってるんだとか後ろ指さされても一念を徹して研究努力してそれが報われるというのは見ていても嬉しいです。
帰りは、国道20号線一宮にある、信玄餅でおなじみの桔梗屋の工場に寄って、食事をするのが恒例。いつもおにぎりセット、けんちん汁とサラダはおかわり自由。ブドウでお腹がいっぱいなので食べきれません。
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