それを見ると、雪の大原に行ってみたくなる。雪の京都は40年ぶりだ。(又、昔話に注意(^^;))あの頃、まだ、学生だったが、司法試験を受ける先輩に心理学の出題予想を頼まれて過去10年の出題から見て今年はこれとこれでしょう、なんて電話で話していたら(この予想はずばり的中!)これから奈良二月堂のお水取りに行くという。急に思い立って一緒に連れて行ってくれと頼んで、その日の夜の最終鈍行に飛び乗った。お水取りは真夜中だから、昼間、三千院に行った。雪が降って寒かったが、深閑とした庭の風情は素晴らしかった。桜も紅葉も良いが、雪は又格別。そのお水取りだが、夕方奈良について、いつもの日吉館に(すでになくなったが、古美術愛好家で日吉館を知らないものはモグリと言われたくらい超有名な旅館、切り盛りしているおばちゃんが病気になった時は、全国の愛好家で日吉館のおばちゃんを助ける会というのが出来て交代で手伝いに行って日吉館を守ったものだ)。もちろん飛び込みですでに超満員。寝るところなんかないから、又通例の玄関前のおばちゃんの居間に寝る(おばちゃんは廊下にの隅に布団を敷いて寝る)。寝ると言っても真夜中、お水取りを見に出たり入ったりしているので、戻ってきたら、6畳くらいのこたつのある部屋に12人、こたつに足を突っ込んで放射状に寝ている。寝る隙間がない。仕方ないからこたつの上に乗って、寝返りを打ったすきに足を突っ込みそれから体をねじ込んでいく。懐かしい想い出だ。
さて、壬生寺に行ってきました。臨時バスもでて、沢山の人が来ていました。沿道には屋台も出ていて、関西らしい(京都らしい?)ものもあり珍しかったです。箸を芯にして巻いたお好み焼き「はしまき」とか・・
その後は、八坂神社に こちらはさらにすごい人出、半分以上は外国人みたいな感じ。今日の午後、舞殿で舞を奉納したのは宮川町の芸妓さんたち。豆まきは良いけど、女性と年老いた年男ばかりでは、前列の方しか豆が届きません。昨年の北野天満宮では若い宮司さんが景気よく遠くまで撒いてくれましたが。フリスビーの要領で撒いてくれませんと・・でもまぁ、華やかなもので結構でした。
コメント