最終日、朝6時に起きて、奈良に。9時開館前から並んで、興福寺講堂に展示されている阿修羅像を始めとする奈良時代の仏像群を鑑賞。素朴で表情豊かなこの時代の仏像が一番好きだ。
久しぶりの奈良、やっぱり良い。高校3年の頃から数年間毎年2回は訪れてあちこち仏像巡りをしたものだ。
隣の興福寺東金堂では山田寺の仏頭も展示されていたので、そちらも拝観。
快晴の奈良公園、至る所鹿の糞だらけだが、気にしていたら奈良の町は歩けない。
時間がないので、コンビニでおにぎりを買って食べながら歩く。初めて見た、「おにぎり屋」の桜エビのかき揚げおにぎり。
で、もし住むなら、柳生街道や白毫寺の入り口にあたる高畠付近がよいな、と思っていたのだが、考えることは同じらしく、そこには志賀直哉の旧居があり、その先新薬師寺の横に、入江泰吉の写真美術館がある。今日の第2の目的は入江泰吉の写真展を見ること。大学生の頃、大枚をはたいて「大和路」というモノクロ写真集を買って今でも大切にしているが、カラー写真も綺麗すぎずに良い。独特の空気感がある。愛機のローライコード、ライカM3やハッセルブラッドなども展示されていた。
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