楽器の鳴りが悪くなったという場合、7割は弦を交換すると解消するらしい。少しずつ経年変化するので気が付かないが交換すると、もっと早く替えるべきだったと思うのが常。弦は高いなぁ、と思うけど楽器を買い換えるより安い。
細い弦だけ取り替えるより、どうせなら、全部一度に交換する方が良い。低弦が鳴っていれば高音もよく響く。逆もまた真。どうせ替えるならケチケチしないでそれなりの最高のパーフォーマンスを求めた方が得だ。
ヤーガーを使っていたときはしばしばA線が切れたものだが、パーマネントにしてからは切れたことは1度もない。楽器によっては、弦を色々組み合わせないといけないようだが、この楽器にはこの弦が合っているらしく、全部パーマネントでバランスも良い。けれど、この弦を使っている人は殆ど見かけない。チェロの定番は、1、2弦がラーセンかヤーガー、3,4弦がスピロコア(タングステン)というのが相場。どんな弦を使うかは、人それぞれ、色々試して見るのも(お金さえ有れば)楽しいけれど、どれが良い音なのかは、誰がどうやって判断するのだろう。ただ、本人がそれで良いと思えば、それが1番しあわせなのだから、他人がとやかく言うことではない。本人がしあわせなのが1番だ。パーマネントでちょっと不幸せなのは巻き線の色だ。黄色とブルーなんて・・これ、なんとかならないか。1番好きなのはオブリガートの色。
コメント