チェロは、弾き始めるまでにセッティングの時間が必要で、これが不真面目な人間には練習の障害?になることがままある。子供でなくても自分以外の人間が同居している場合は、楽器を出しっぱなしには出来ない。蓋を開ければ直ぐ練習できるピアノが羨ましかったこともある(^_^)
そこで、私は、譜面台(文京楽器特製)、椅子(ベートーベンの後ろ盾で弾くチェロ用椅子)、ストッパー、チェロ用クッションなどは定位置に、そして弓のケースを床に置いて、そこに弓だけしまっている。楽器は保管上しかたないのでともかく、弓の出し入れが結構面倒だと思うから。これで、楽器だけケースから出せば直ぐに練習開始できるというわけ。
それと、今日は楽器の調子が悪いなどという場合、実は、一番脱力しやすく弾きやすい、良いと決めたいつもと同じ姿勢が取れていないことが原因だったりすることがある。だから、いつも同じ椅子の高さとエンドピンの角度と距離を保つと言うことが大事だ。自分のその日の都合で適当に動かすのではなく、正しいと決めたポジションに自分を持っていく方が肝心ではないだろうか。
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