今年は、ベートーベン生誕250年ということで、5月のオケの定演も全てベートーベン。コリオラン序曲、交響曲第5番「運命」、ピアノ、バイオリン、チェロの為の三重協奏曲、というハードなプログラム。体力が持つのか、と心配な高齢者オーケストラ(^^;)
運命は、小学校の演奏会で1楽章だけ何度か演奏したが、子供達には好評。どの楽章も完成度高く充実しているが、特に2楽章は、素晴らしくチェロが難しい。プロオケのオーディションでは必ず課題にされるらしい。最初のテーマをチェロが演奏し、それが速度を速めながら繰り返される。104小節前後は、一体どういう運指をすれば簡単なのか分からないので、天才的なポジション移動をする事に一応しているが、本当はどうすれば合理的なのか・・・。
しかしながら、指がもつれながらもベートーベン(古典の曲)は素晴らしいなぁと感動しつつ演奏している。どうしてこんなメロディこんな展開が出来るのだろう。こんな名曲をテキトーに弾いとくというわけには行かない、是非とも納得のいくように美しく弾きたいから、珍しく毎日さらっている。
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