先月ebayに注文したKnilling社のPerfection pegs 4/23到着の予定が今日届いた!簡単な紙袋から取り出してみるとこれまた簡易包装。オモチャかDIYショップで売ってる何でも無いネジみたい(^_^)
ペグの根本の太さが、12,13,14,15mmとあるが、現在の私のは12.5mm (Wittner)だったので、13mmを注文した。少し太い分には、ペグ穴をリーマで少し削るだけで良い。
説明書を読んでみるとなかなか優れた機能のようだ。来週には職人さんに頼んで取り付けてもらおう。
問題はどういう音色になるか・・コロナのことなんかすっかり忘れて、たのしみ
ついでに、このギア入りペグの長所を挙げておきましょう。
1)乾燥期などでペグが巻き戻ってしまう心配が無い
2)初心者が、弦を交換するのが楽。ギッギッと巻いていくような心配、恐怖がない。少しづつスムーズに巻ける。
3)微妙な調弦が楽で早い。指先だけでヌルヌルッと力も不要で巻ける。(この硬さも使う人の力や好みで調整可能)
チェロ教室で子供や初心者を教える場合、自分でやれるので準備の時間の節約になる。
4)アジャスターをテールピースに付ける必要がなくなり、弦におもりを付けるような事態を回避(多分、このことにより、音が大きくクリアになる)、かつ万が一テールピースが落下した場合でも楽器を傷つけにくい。
欠点というものは今のところ見当たらない。音色が変わるような気がするが、慣れと、若干の調整で解決しそうだ。Knillingのホームページに詳しく書いてあるが、保守的な人が多いクラシック界でもやがてこれが当たり前になっていくだろう。テールピースが、アジャスターをくっつけたり、やがてプラスティック製のものが一般的になったり、ハープ型が出回ったり、カーボンやチタンのエンドピンが普及したり、色々な進化があるが、ペグだけは旧態依然だった。弦を巻き上げることに関わる心配や不都合、それも画期的に変わるだろう。
ただ、品薄で、ちょうど良いデザイン(2種)、色(3種)、太さ(4種)のものが簡単に手に入らなかったりする。アメリカからの輸入だとebayが安くて品揃えが豊富で良い。
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