新しいギア内蔵ペグKnilling Perfection Pegsが届いたので早速職人さんにつけてもらった。初めての取り付けなので、慎重に作業して3時間もかかってしまった。
今の所音色は音が大きくなった他は変わっていない。と言うか、ギア入りでない普通のペグを使っていたときの音に近い気がする。まぁ、これからだ。気分一新のため弦を新品に交換。
【1日後】1日たつと、1,2弦のペグは落ち着いた状態だが、4弦は、首が当たるとぎっと少し戻ってしまう。どうやら取り付け部分のの締め付けが弱く緩んでしまうのが原因と分かった。修正して解決。
所で、音色が落ち着くというのは、ペグが安定するとか、楽器がなじむとか、耳がなじむとか色々あるが、大きな事は、ボーイングなどが変化して元々求めている音になるように奏法が変化する為だろう、と職人さんの意見。確かに。同じ楽器でもプロとアマではまるで違う音になってしまうこともそうだし。
ギヤ内蔵ペグは、音色が発音がよく明るくなる。これは、アジャスターを付けない効果だろうと思う。しばらくしてもこの傾向が変わらなければ、弦の選択を考えないといけないかも。面倒だが、楽しい作業だ。(^^;)
所で、私は、こんなことに明け暮れてコロナもへったくれもないが、コロナのお陰で、演奏家の人たちは大変だなぁと思う。それより三大オケ以外のオーケストラは内部留保もないだろうから存亡の危機ではないだろうか。ドイツは、芸術は必要不可欠だという判断で手厚い補助があるらしいが、日本では首相の記者会見?をみても(ドイツのメルケル首相の国民に対する演説と比べて)心なく、政治家の文化教養のレベルが低いから望めないだろう。
はじめまして。
突然ですが、記事内容と違うことをおたずねいたします。
以前の記事でセヴシックのボウイング教本をお使いとお見受けしております。
私はバイオリンでもチェロでもセヴシックは未経験です。腕練習のセクションと手首練習のセクションに分かれておりますが、練習の進め方の違いなどはあるのでしょうか。注意書きに、どちらも並行して同時に進めるとあります。その場合、意識の持っていきどころが違うということなのかしら、と思ってみたりします。正しく弾こうとすれば、どの譜面も指・手首・ひじの動かし方などは変わらないはずだし、と。
先生に質問したいですが、セヴシックは未経験で、しかも現在海外におられます。
私は47歳からチェロ歴20年。現在アマオケです。20年目にして、ボウイング改善の必要を感じております。入門期の簡単な練習が大事だったんだなと、ま、これは皆思うことですが・・。そのうちお暇なときにでも、よろしければ、ご自身のお考えなどお聞かせいただければ幸いです。とにかくオケ練習も本番もなくなって、見直しのいい機会ではあります。
投稿情報: シリウス | 2020-04-08 13:08
シリウスさま
どの教本をお使いか分かりませんが、私のは。OP.3の40の変奏曲というものです。腕とか手首とかに分かれてはいません。これは倉田澄子先生から教えられたものです。肝心な事は、最初のバリエーションでしっかり練習。ゆっくりと、確かな音で弾くこと。手首を使わず極力指だけで弓を放り投げるようにUP、すかさず強いバネで引っ張られるように元の位置に戻して次を弾く。最初はとても疲れます(^_^)弓を落としそうになります。小指の使い方が問題かと思います。小指で弓を押し出すように素早く大きく。教本ですから、それをどの様に使うか、何の練習に使うかは先生次第ですので、これが正しいとか唯一とかではありませんが、参考になれば・・。
投稿情報: goshu | 2020-04-08 17:29
早速のお返事ありがとうございます。私の教本はop2です。op3は知りませんでした。研究してみたいと思います。とにかく、ボウイングは奥が深いですね。また、宜しくお願いいたします。
投稿情報: シリウス | 2020-04-08 20:30