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    2005年10月31日から12日間、生まれて初めてのヨーロッパ旅行に家族で出かけました。

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2010-11-25

コメント

goshuさま、こんにちは。 
初心者の私は音程を狙うのだけで精一杯で、まだ自分では音を選ぶことができません。いつも上手な方の演奏を聴いては「どうすれば音色を変化させて弾き分けることができるのだろう……」と不思議に思っています。個人差はあるかもしれませんが、例えばスズキの何巻あたりで、音を変化させる意識が出てくるものなのでしょうか? (見当外れの変な質問でしたら御免なさい)

しるくらさん 今晩は 
スズキの教本は、私は昔のもの(Sato Cello School)でやったので今のものとは3巻以降全然違うので分かりませんが、とりあえず初級者は「充実したしっかりした音」を出すことに専念すると思いますので、どちらかというとソリストタイプ?の音で、アンサンブル向きの音ではないと思います。
 もしスズキの教本にバッハ3番のブーレが載っているとしたら、そのブーレ1と2は音色を変えることも可能かも知れません。ブーレ2では、2弦を多用していませんか?それは音色を変えて内省的にするためだと思います。目で見て分かるのは、そういう風に、1弦で弾いても良いのに2弦を使っていたり、その逆だったりという箇所。弾きやすさの為と言うこともあるので一概には言えませんが・・。
 音色って難しい話ですよね。コロッケというものまね芸人の話を聞いていると、その通りだなと思うのですが、音色も物まねと似ていると思います。つまり、チェロの場合、誰かの音の真似をすると言うより、その音楽の中に自分の感じる表情、こんな音だろうと言うことを想像してその音を真似るようにする。その音楽の気持ちになってそういう音を出そうと思う。それが出発だろうと思います。(これは私の場合で、音大でどう教えるか知りません)そう言う気持ち無しで音色だけテクニック的にどうかすると言うことはできないし意味がないと思います。
 先ず、対象の気持ちになって、歌おうとする、そして、様々な音の引き出しの中から選ぶ。チェロで言えば、音の引き出しとは、弦のどの位置で弾くか、弓のどの位置で弾くか、運指はどうするか、どの弦で弾くか、弓の圧力はどうするか、弓のスピードはどうするか、弓の毛の量は、ビブラートの性質は・・等々のその又組み合わせ・・・
 でも、私が書いた事は、そう言うほどのことではなく、アンサンブルの低音を弾く時は、少し指板に近づけてアクセントを付けず発音はしっかり、だけど力を抜いて、弓を弦に押しつけず、鳴るがままに任せるように響かせる、と言うことです。ハーモニーを作るのであってメロディを弾くわけではないと言うことですね。私はこの所1番から4番まで各パートを色々弾かせてもらってよく分かりました。1番を弾いていたら、他のパートがうるさく小さな自己主張せず溶け合って1つの響きを作って欲しいと思います。それぞれのパートにはそれぞれの役割がありどれも重要で他に代えることはできません。3番は響きの性質を決める役割を持つことが多いし、2番は1番に寄りそってより響きや音楽性を豊かにしている、とかどのパートも自分が何をしているかすべきかが分かれば楽しいものですね。
 とりあえずは、充実した、上滑りでない、安定した、良い音を出すことですね。それがきちんと出来るようにならないと他の事はできませんね。それだけのことでも十分大変で時間がかかります。

いちいち得心がゆくお話です。
溶け合ったハーモニーを目指して響きのある音で ですね。
4番を弾くのが楽しくなりました。

goshuさま
音色の引き出しですか……深いお言葉ですね。
アンサンブルの時、自分の音が周囲から浮いてしまうのを何とかしたいな、と感じていたので、ご返答を繰り返し読みました。おっしゃている事を理解できるようになるには何年、何十年後か(そもそもそこへ辿り着くかどうかは置いておいて)分かりませんが、それまで『充実した、上滑りでない、安定した、良い音』を目指して、こつこつ練習を積み重ねたいと思います。
ありがとうございます。

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