NHKの報道に対して自民党議員が圧力をかけたと朝日新聞が報道したことについて、色々なことがいわれているが、事実がどうであったかは薮の中かも知れないが、言った言わない、そんなことより、これを機会に、言論の自由や報道の自由について政府関係者や政治家がどう考えているのかを聞いてみたい。
圧力はなかったなどと言うことはあり得ないことは誰でもわかるし(圧力の定義をどう考えるかと言うだけの問題)、圧力をかけたのが放送の前であろうと後であろうと、そんなことは下らない問題だ。
原理原則についてジミントウの有力議員とやらはどう考えているのか。これは民主主義体制をどう考えるか、議員としての資質の問題だ。言葉だけでもいいからはっきりと意見を言ってもらえると政治への信頼も回復する?と思うのだが・・・。これこれこう考えている、だから、絶対にそんな圧力をかける訳はない!と言い切れるのか。実は、政府批判の報道は苦々しく思っているから、できれば、そういうことはやめさせるか制限したいと言うのが本音で、バレないように色々工夫している・・・ということはないか・・・
ちなみに、フランス革命の頃の啓蒙思想家ヴォルテールは、「私は君の意見には絶対反対だ。しかし、君がその意見を言う自由は死んでも守る」と言った。これが民主主義の基本となる言論の自由に対する、根本的な姿勢と言うのだろう。
ヴォルテールの言葉は私もどこかで読んだ事があります。
最近「知る権利」というものがやたら騒がれて、行政でもしきりと「情報公開」を謳っていますが、それが巧みに情報操作されている物だという事をこそ「知る」べきですね。
政治というのは、信頼すべき物ではなく、疑って監視しなくてはならない物でしょう。
投稿情報: くまぱぱ | 2005-01-19 09:46
ご無沙汰しております。
大人同士が取材して、取材を受けてなんで180度も違った結果になるんだろう?言った言わないどころか、全く逆の事を言ったことになってるんだから、、どっちかが大嘘つきで、その嘘を国民の前で堂々と嘘をついてるだよなぁ。
私個人的には、基本的に、自由競争原理の働かないところの言い分って、信用できないなぁ、、と思っちゃうんだけど、、、社会保険庁、、とか、NHKとか。
自由競争原理が働くところ、って、不祥事を起こしたらそれなりの罰を受けるんだけど(某自動車メーカ、牛乳メーカ等)、あんなことやこんな事をやったというのに、厚生年金は同額引き落とされるし、受信料も払わされる。
納得いかないよな~。
投稿情報: ガレオン | 2005-01-22 10:18