今回はばっちり練習してレッスンに行ってきました。ドッツァウアーの15〜19が中心。
15番;私はどうしても1の指が高くなる傾向にあり上のポジションから戻った時など注意が必要。音程を正しく。
「いい加減な性格ですね」・・いやぁ それはぁ・・・(それはそうだが異論あり(^^)
16番:付点のついて音符が続く時、どうしても遅くなって行く傾向があるので、注意。また、 Pでも遅くなりがち。
17番:どうしてビブラートしないのですか?と言われ、ビブラートをしないで弓だけで表情を付ける訓練のためですと答えたら、すばらしい、それならわかりました。美しいとこれだけ褒められた(^_^;) ただし、クレッシェンドする3拍目のために弓をとっておく(使い過ぎないように)
ノンビブラートで表情を弓だけで作るのはよいが、速度を速めてアクセントを付けるとクレッシェンドするための残りが足りなくなるので、そこは弓の重みをかえて・・・色々研究が必要と言うことだが、こういうのは楽しい。
18番:移弦の際に指を離さない点はよいが・・4の指で音を出す時1,2,3を付けておくこと。当たり前の基本だが・・・
(後で練習してみて、移弦をする場所で(D線4でGをとり GAGFGAGと弾く場合)Aの開放を弾く時4以外の指を離してしまう癖があるのを修正する必要があると判明)
19番:クレッシェンドできるように弓の計算をして使うこと 節約、節約。
以上が注意点、後はよし。とのこと。あんまりたくさん持ってこなくても良い、と言われてしまった。焦る必要はありません、と。(^_^;) 今日はこの他、ブレバールも一部、クレンゲルのコンチェルティーノの第1楽章もちょっと見てもらった。1時間45分くらいかかってしまった。次は7月4日。ドッツァウアーの15.18番を完璧に。
私のレッスンの後は小学校2年の子で、曲はクレンゲルのConcertinoだそうだ。やんなっちゃうな・・・
歳が歳だからどうしても焦っちゃう。・・・でもよく考えてみて、難しそうな曲が弾けても何も偉いことはない。アマチュアだと、オーケストラに入って、あれも弾いたこれも弾いたと言う人がいるが、中にはひどい音程、ひどい音の人もたくさんいて、これじゃぁなぁ・・。
どんな簡単な曲でもよいから、良い音色、品格のある音楽性が備わっていなければチェロを弾いている意味がない。どんなにたくさん練習してどんな曲が弾けるようになっても、大切なのは、基本的な今やっていることの中にあるんだなぁと思う今日この頃。
カザルスは若い頃、カフェでアルバイトでチェロを演奏していた時期がある。しかし小さなワルツの中にも最大の音楽を表現しようと努力した。彼はこう言っている。
「私はこの仕事をとてもまじめにやったのだ。立派に見えることばかりが人生の大事ではないというのが、既に私の信念になっていた。ホンのちょっとした日常のつまらぬ仕事でも、身を入れてやればきっとそこに奇跡が毎日生まれるのを見るだろう」 (コレドール著「カザルスとの対話」より)
goshuさん、こんばんは。
113の練習曲ではないのですが、ドッツァウアーのチェロ教本をわたしもレッスンで使うことになりました。goshuさんが写真をアップされている練習曲と同じものも入っているみたいです。ひとりで練習していても旋律的で楽しいというのはとてもいいですよね!これから楽しみです。
カザルスが、小さなワルツの中にも最大の音楽を表現しようとしたということ、とても素敵です。ひとつひとつの音に意味があって重なり合うということ、以前よりはすこしずつ感じられるようになってきたように思います。
投稿情報: yuimin | 2005-06-22 22:04
ドッツァウアーは、善福寺手帳のyoshiさんも先の方をやってるみたいで、これで、ドッツァウアー仲間が増えましたね。練習の感想とかレッスンの内容とかお願いしますね。チェロの練習は楽しい!これまでこんなに楽しく練習できたことはないような感じ。(と言うか、このままではダメでやはり挫折を伴う飛躍も必要ではありますが・・)
投稿情報: goshu | 2005-06-22 23:19