昨日レッスンがありました。が、練習時間がとれずろくに進歩していない。朝、先生から携帯にメールがあり「らっきー、延期か!」と思ったけど、30分ずれるだけだった。
また、例によってゆっくりと音階練習から。相変わらず3の指の間隔が狭い。
毎回音階練習に付き合っていただいて、そろそろまずいな・・・耳の訓練を怠っているから、ということなので、曲を練習する前に必ず基礎をやること。音譜分だけ音を延ばせ、スタッカートでないところでスタッカートするな、フォルテではもっと大きな音を出せ、音程が低い、弓を弦にたたきつけるな、拍を感じて、その音がどこに向かうのかよく感じて、指が硬い・・・次々と言われることは当たり前のことばかりで、汗ばかりどんどん出てくる、暑がりですか?と言われるがそういうわけじゃぁ、いや、そうです・・うーむ・・・注意力の問題。しかし、つくづくいい加減な性格だと反省。もっとまじめに取り組まないと・・・
一応ウエルナーはおしまいということにして、曲はクレンゲルのコンチェルティーノという曲もやることになる。曲は何でも、カルテットの譜面でも良いし、好きなものを持ってきてくださいといわれた。いやいや、おっしゃる通りにします(ほんとか)、クレンゲルですか・・そんなの聞いた事ないけど誰もがやる曲だそうな。練習曲としては、ドッツァウアーの15番からやることになる。ドッツァウアーは譜面は簡単でメロディックなのでなかなか楽しい。メカニックの訓練としてよいと思う。
高校受験の前、1ページ10分のドリルというのをたくさんやったことを思い出す。基礎を確実にするのが結局は早道。
で、チェロの練習で大事なことは何かというと、私の場合、耳の訓練だ。正しい音楽を聞き分ける能力。これに特別の才能はいらない、注意力と地道な繰り返し、これだけである。
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