夏休み明け最初のレッスン。
ドッツァウアーの113の練習曲集の第20.21.22番とクレンゲルの「コンチェルティーノ」第2,3楽章。
今日は久しぶりだったので、2時間近くもみっちりと・・・。ずいぶん細くたくさんの注意を受けたが、一番肝心なのは音が痩せない事。弓をたっぷり使って音がかすれず、良い音を響かせる事。問題はこれだけ、あなたの場合はそれだけで演奏がすっかり変わると強く言われた。ま、それだけではない筈だが、それが一番と言う事。
最初は開放弦のボーイングと音階練習。それから
ドッツァウアーの第20番
シドシドシレドシ・・・8分音符のように聞こえるので、もうちょっとスピードアップして16分音符のように・・・クレッシェンドでは弓をたくさん使って、戻ってくる時の1の指が高くならないように、
ドッツァウアーの第22番
音をはっきりとアクセントをつけて。ちゃんと噛んでから音を出すように。長いスラーの後の速い返し弓で音がかすれないように、しっかり噛んでから。
クレンゲルの「コンチェルティーノ」第2楽章
3拍子系はリズムが三角形にならないように、丸く。 いちにっさんではなく、いち、にー、さーんと丸く先に進む・・・
最初のテーマは4小節で1フレーズ その中でリズムがぶれないように、きちんと気持ちよく6拍を余裕を持って弾く
piu mossoの出だし1小節は、弓先を余さずたっぷりと勢い良く
cantabileは、速度を落とさずに歌う練習
クレンゲルの「コンチェルティーノ」第3楽章
小節の頭にアクセント 逆ではない、・・そうだよなぁ、当然だよなぁ・・・どうして逆に弾いちゃうんだろう・・・
この辺は、かわいさとかの感じ方というか、何と言うか音楽の感じ方の問題だなぁ
出だしの部分、低音をしっかり鳴らして響かせる事。
テキトーに弾かないで、しっかり音を鳴らす事。
さらさらっとどんどん曲を進めるだけならそれでもよいし、どんどん弾けるだろうが・・何を望むか、ですね。
いやいや、勿論私の希望はただ1つ。良い音を出す事。技巧的な曲を演奏しようとか大曲を征服したいとかの野望は全く持っていない。何を弾いてもよいが、良い音で弾きたい。チェロの魅力はその音色に尽きる、どんなに難しい曲が弾けてもその音色に魅力がなかったら話にならない。
で 次回、今日のおさらい。
でも、どう言う所をどう気を付けて練習するかハッキリしたので、がんばろう!
「良い音で弾きたい。チェロの魅力はその音色に尽きる、どんなに難しい曲が弾けてもその音色に魅力がなかったら話にならない。」
同感です。
でも、つい忘れて弾いてしまいます。。。
胆に銘じます!
投稿情報: fcl | 2005-09-16 11:14
ほろはろ fclさん
ともかく耳を鍛える事が大事ですね。どう鍛えるかと言うと、良い音がしなかったら気持ち悪いと感じるようになる事。ま、いいかなんていい加減ですませるような耳では駄目。(;_;)
左指の運動会には熱心でも、単音のトレーニングはなかなか時間をかけないのが常。
でも、上手になる人は、開放弦のボーイング、音階練習を毎日欠かさず練習の最初に時間をかけてやるみたい。その時、体をリラックスして柔らかく力を抜いて良い音を出すように神経を集中する。・・たまにやるんでは駄目ですね。やらないと気持ち悪いと感じるようでないと。
投稿情報: goshu | 2005-09-16 13:01
お知らせが遅くなりました。
チェロ子改めfclです。
少し前に、ブログ名とHMを変更しました。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿情報: fcl | 2005-09-16 17:01