今日は、弦楽オケのチェロパートが集まってチェロアンサンブルを楽しむ会。ところが、欠席の人が多く、中でも私と同輩のT氏はチェロを弾くと左の小指が痛い症状とのこと。歳をとってから始めた人はそうなりがちなのでしょうか。痛いのは体が何かを教えようとしているサイン、と考えると・・・
とりあえず、痛い時は無理せず静かにしているほうが良いですね。
で、私は歳をとってからでも長く楽器が楽しめるように今から工夫を、と考えています。もっと早く楽器を始めれば良かったと考えるのをやめて、もっと長く楽しめるように・・そうなれば理屈は同じ、と言うより意味がある・・
老人の知恵の境地(^^)
具体的には、なるべく力を入れない練習をする、無理のない何より楽な姿勢を点検する、これを元気な今から工夫すると練習も楽しくなるし上達も早い・・
一挙両得(の筈)
これは富士登山のコツとおなじ(^^) もう駄目だというくらい疲れ切った様子で最初から登れば楽で結構早い。ラクショーな顔して登って行く若い元気な人が8合目過ぎでへばっているのを見、「休まないでゆっくり登ったほうが楽ですよ」と助言しながら追い抜く快感・・(^^) 富士登山は8合目から先、そこから本当の富士登山が始まるというのは常識。
豊かな老後を楽しむとか言う言葉をよくテレビなどで見かける。なんじゃらほい。豊かさとは、何でしょう。人により違うけれど、どんな豊かさの質があるのか、比較してもどうにも仕方ない「老後」ではなく、今のうちに考え、準備するほうが賢い。何十年も持続して蓄積して来なかったことでいきなり豊かになることなんかないでしょう。宝くじに当たるようにいきなり、歳をとって運良く「豊かな生活」が始まるはずなんかありません。近頃、年金破綻の話題が多く、お金さえあれば豊かな老後があるかのように思う人も多いだろうけれど、そういうもんですか?お金を増やす方法は具体的に様々あるけれど、豊かさの質はそれぞれの人によって違うので、お金のように簡単で分かりやすくない。でも、確かなことは、豊かさとは精神の持続、志をもった時の重なりによって形成されるということ。
80歳過ぎてもそんな風にチェロを弾いていたらすばらしい。
先人たちが残した遥かに連なる時の峰々。仰ぎ見る事しか出来なくても少しでも小高い丘に登り、今よりよい視界でそれを見、味わえるようになりたいもの
お互い頑張りましょう!
こんばんは いつもブログ村お世話になってます。住人のぱぶりーと といいます。
私の友人にも 小指を痛めて とうとう指先が変形してしまった人がいます。その人も過激な練習は反省して おだやかにされるようになりました。
体をいためては 音楽とは対極ですよね。スポーツの練習とは少し違う考え方を持てたらなあと思います。
投稿情報: ぱぶりーと | 2006-03-07 00:15
久々にまた、コメント参加でございます。珠玉の?おことばの数々。。うーん。。ナルホドと、いつも気がつけば画面に向かって唸っております。(^^)
そうてすね、スポーツをする人とは違った筋肉を使うというか、演奏することも、ものすごいエネルギーですよね。
わたしは、肩がコリこりになります。。バイオリンの人もそう言われていましたが、楽器を弾くことは、以外と不自然な姿勢の連続なんですね。。
テクニックも大事ですが、弾いた後の体のケアというか、ストレッチも演奏するための大事な要素であります。。と、砂肝のように?コリこりになった自分の肩をなでながら、考えております。。(^^;)
でも治療院でケアすれば気持ちいいんですが、お金もその分、羽が生えたように飛んでいくし。。
根詰めて弾いたあと、腕を横に伸ばしたり、肩を暖めたり回したり、爪を揉んだりと、自主トレならぬ、自主アフターケアの方法を目下模索中。。
腕のいいマッサージの人と無理やり?お友達になって演奏をオキカセする代わりにタダで治療してもらうとか
安易な方法は考えつくのですが。。(^^;)
けれど、自分の好きな楽器を永く続けるためには、やはり筋肉のストレッチは必要かなぁ。。と。。
でも、コレが続きませんのです。。(;;)
毎日練習を続けるのにも誘惑?!があるってのにぃ。。
(^^;)
投稿情報: あやりん | 2006-03-11 21:28