今日は天気がよいので、勝沼の知り合いの「究極の」ブドウ農家に電話して、急遽訪問。前から、桃の季節になったら良いとこ案内すると言われていたので・・。早速行ってみました。一宮の桃の丘。一面ピンク色。この景色を見ながら、山菜やちらし寿司、自家製ワインなどご馳走になりました。いやぁ、至れり尽くせりで申し訳ないm(_ _)m この方は大変まじめな方だから、私たちが到着する前に、期待はずれにならないように午前中に1度下見に来たとか。
花より団子で盛り上がっていたら、共同通信の記者が記事にするとかで写真を撮り始めた。明日の神奈川の新聞に掲載予定とのこと。
場所を借りた桃農家のおじさんが桃の花芽を摘み始めました。どれどれとのぞいてみると、1/3くらい残してみんな摘んでしまう。枝の元の方は全部とってしまうようです。で、花芽が上を向いているのをとる。芽が上を向いていると痛みやすく落ちやすいし、その後の作業がしにくいからだそうだ。この作業、1本の木に1日掛かるそうだ。そして、とった花から花粉を取り出し、それを筆で1つづつ受粉させる。大変な作業です。でも、ブドウ農家のMさん(右側)によれば、ブドウはこれをピンセットでとり、受粉の時は、その数が何倍もだそうな(桃とブドウでは実の数が違う)。農家は本当に大変なのだ。これだけ苦労して台風で落ちてしまったりすれば、泣けてくる・・。でも、お客さんはうまいのまずいの、形が良いの悪いの・・勝手なことをいう・・
私が小学生の頃、学校で、ご飯1粒1粒をどんなに手間暇かけてお百姓さんが作るか、だから残してはもったいない、感謝していただきなさい、というようなことを教わった。今ではどうだろうか。
桃はその年によって当たりはずれがあると私が言ったら、実はそんなことはない。良い桃とそうでない桃、品種が違うとのこと。秘密の部分はここでは書けないが、ともかく、この桃農家は良いとMさんがいうので、この夏の桃を一番おいしいときに送ってもらうことにして、宅配便の申し込みをその場でしてしまった。念には念を入れて、何度も「時期はかまわず、美味しい時に」と言い、宅配のカードにも書き添えておいた(^^;) おじさん忘れないでね!
前にもどこかで書いた気がしますが、美味しいものを食べようと思ったら、納期を限定して買おうと思ったらまず駄目。すべてを任せられる良い農家を見つけて、そこにお任せして、数ある品種や、木の中から、美味しいものが一番美味しい時に送ってもらう、これがこつ。
さて、この夏が楽しみ。
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