練習の邪魔

やっと長い夏休みが今日で終わった。天気も良く、気持ちがよいので、いつもの練習場所の食堂で練習していたら、散歩途中らしい、80過ぎと思われるおじいさんとお孫さんらしき女性がアプローチを通って、テラスのいすに座ってしまった。

いやぁ、クレンゲルのコンチェルトの練習ですからね、ね、せっかく練習してるんですから、ここでいきなり白鳥とか鳥の歌とか　とってつけたように弾くわけにはいきません(^^;)　と音取りの練習をしていたら５分もしないうちに出て行ってしまった。ま、じゃ、今度はそういうような曲を練習しているときにお越しください(^_^)
　練習してると邪魔者がやってくるのは、「セロ弾きのゴーシュ」としてはごく当たり前・・か　楽器って遠くでかすかになっているときれいに聞こえるんですよねぇ・・美人は、夜目に遠目に傘のうちって言うけど、楽器の場合は、ともかく遠めで短めがよい(^^;)・・

　なお、この食堂は30畳近い広さで、そのほぼ真ん中で練習しているのですが、どうしてかというと、この裏に事務コーナーがあって、電話が鳴ったらすぐにでられるからです。この電話！これが一番の邪魔者。電話が鳴るたび練習が中断されるのがいやでいやで・・もうでんわ！(古い）

　古いついでに古い小話。

皇太子はビオラが大好き。練習しているときに電話がかかってきても練習に夢中で電話に出ようとしない。毎度のことなので皇太子妃もキレた。

「殿下、電話ですよ」

「でんわ」

「・・・でんか！」