フォーレ練習開始

フォーレのチェロソナタト短調(第2番）　この何でもない超簡単そうな譜面・・これが弾きにくいこと限りない、と言うか、ドイツ音楽に慣れているせいか、なんだか、4楽章からいきなり弾き始めるような感じ。

いきなり超低空で、様々な色の光りを放つ海の上を飛んでいくような、この流れになかなか　の　れ　な　い　・・・　
　2楽章は、昔から好きな曲、エレジーと似ていると思ったら、ナポレオン死後
100年の記念のために管のアンサンブル用に作られたのが元とのこと。早く1楽章を終えて2楽章を弾きたい。
　それにしてもドイツ系の音楽だと、自然の情景とかが目に浮かぶが、フランス音楽って人間だらけって感じ。苦手だなぁ・・こういうエネルギーって言うか、乏しいなぁ・・それにしてもフォーレはシンプル、直裁。音楽的にはブラームスに似た感じもあり、「フランスのブラームス」と言った人もいるとか・・。でもブラームスよりずっと元気、ブラームスには厭世的な気分がいつも漂うような気がするが、フォーレは生命力が溢れている。