今朝、神戸楽譜から、注文していた楽譜が届いた。
フォン・トーベルが監修したバッハの無伴奏チェロ組曲。トーベルはカザルスに15年以上ついていた高弟であり、カザルスにひたすら忠実にこの版を作ったので、一番信頼できるものだと思う。楽譜と別に英語とドイツ語で詳しい解説が別冊になっている。
早速見てみると、以前の(私が練習している)アレクサニアン監修のものと、最初のボーイングからして違う。大好きな3番のプレリュード(私は今トルトゥリエ第2版を使っているが)を見ると、これまた複雑だ。この複雑さ?を理解して弾けるようになるのが私の夢。いろいろな解釈、いろいろな感じ方があってそれがバッハの魅力。1つしかないなんて自然科学じゃないんだから。真実が人の数だけある、この豊かな世界。
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