今日はフォーレのソナタ第3楽章の譜読み。ピッチカートの部分が親指を多用して頭が整理できない。先生と一緒に弾きながら、この1の指がaだからその下に親指を持ってきてGis・・という調子で一歩づつ、何というか先生と一緒に弾いて先に進めるのは、なんだか、小学校低学年の勉強みたい。でも、こういうのがあって初めてへたっぴは前進できる。
1、2楽章をピアノ伴奏で弾いてみる。リズムははっきりできるが、掛け合いがどうなっているかは不明(^^;) 早く仕上げてピアノと合わせてみたい。この曲はピアノと一緒でないと。
ところで、レッスンに向かう車中、レッスンビデオをプロデュースしているT氏から電話があった。又、倉田澄子さんのチェロQ&Aというビデオを制作予定だとか。で、ようするに、お前ぐらい下手なら疑問や質問が山のようにあるだろうから書き出してくれ、というのである。冗談じゃない、私くらいのレベルになると、疑問とか質問とかって、そういう前向きの姿勢よりは、あきらめ、慨嘆が疑問にくっついている状態だ。人には「人生、これからだ」とかって叱咤激励しているが、自分では「50、80寝ころんで。お葬式の費用も負担ってユニークだなぁ」という方に心が傾く。ともかく、ただじゃ嫌だから銀座でご馳走を食わせろということで、来月銀座で会うことになった。
そこで、皆さん、何かこの際、日頃の疑問に答えて欲しいというようなこと、こういう点が知りたいということがあれば、教えてください。聞いておいて、レッスンに取り入れてもらいます。
うーん、むずかしいですねえ。
「3年で“白鳥”が一里塚だとして、アマチュアが30年で目標にしたい10曲を順に挙げてみてください」
というのはどうですか?むずかしそうですね…
「アマチュアに目標にさせたい曲を3曲挙げるとしたら」
というのでもいいかな。
投稿情報: yoshi | 2007-03-13 21:07
疑問、問題点って言えば、具体的に例えば、
大きな音が出せない、小さな音が出せない、音に粘りがない・・とかと限りなく(^^;)・・並べてると、なんだかこのへたっぴさ加減、バカじゃないのって気がしてくる(^^;) で、アマチュアが共通して困っていることがあれば、それに焦点を当てようということでしょうね。
それと、楽器を弾く前にやるべきこと、というのがあるか。大切なことがありますよね。
1)爪を切る 2)柔軟体操をする 3)弓を張る 4)エンドピンの長さを設定する 5)松ヤニはどの程度付けるのか 6)どういう心構えで練習に臨むか・・・
なんだこんなもん と思うかも知れませんが、1)は、どうしたらチェロが上手になるかと質問したアマチュアに対する藤原真理さんの答えです。2)は実際多くの演奏家がヨガ体操とか独自のものを工夫しているし(私もお勧めの1分体操があります)、その他は、安定して正しい姿勢と奏法で練習をすることが心弱い力弱い中高年アマチュアにとってどんなに大切か、私が身にしみて知ったこと・・・。
投稿情報: goshu | 2007-03-13 21:41
自宅、先生宅、友人と集まっての練習など
いろいろな場所に出かけて行っての練習でなにが困るって
“椅子”です。
その都度変わる椅子でベストの姿勢(もともとベストの状態ではないのですが・・・)
今の自分なりの良い状態での姿勢を
椅子が変わるたびに保てなくて悩みます。
投稿情報: ぴっつ | 2007-03-15 01:19
びっつさん こんにちは
椅子ね 知っている何人かのチェリストは演奏会には自分の椅子を持ち歩きます。亡くなったピアニストのグレン・グールドの椅子はグニャグニャの特注品、あれはすごい(^_^)。
今、私はピアノ椅子です。前は食堂の普通の椅子でしたが、練習するぞって気合いを入れるためにも?チェロ練習椅子です。(^_^)
確かに、決まった高さの椅子、それを基本にしたエンドピンの長さ、ピンを突く場所も一定にしないと練習効率が悪いですよね。これも基本ですね。
でも、考えてみるとバイオリニストは基本的に立って演奏する。だから自由に体を動かせる、同じ弦楽器であるチェロは座らないといけないけれど、これが制約であると思ったことはなかったけど、本当は不都合なことなのかも知れない、グールドみたいな動く椅子を開発したら演奏が自由になるのかも・・・
投稿情報: goshu | 2007-03-15 07:06