約1年ぶりのレッスンに行ってきました。曲はフォーレのソナタ第2番ト短調の第1楽章。ピアノとの合わせが問題なんです、といったので、チェロでピアノパートを弾いて頂き合奏しました。ピアノの左手を聴いてはいけません、というわけ。初めて気がついたけど、ぶつかったりする音も結構あって、これが魅力なんだなと思いました。フォーレは素晴らしいですね。こういうのが好きな人にはたまらないですね。とのこと。
フォルテになっていくところは、インテンポではなくてたっぷりとフォルテに持っていく、特にオクターブポジション移動する所など。8分音符は、滑らないように明確に、とろっと弾いてしまうとピアニストが混乱するとのこと・・なるほどそういうものか・・。長いこと練習しているので、特に問題なく気持ちよく弾けました。
2楽章は弾かないんですか?と聞かれたので、これは素人が弾くもんじゃないですね、等と訳の分からないことを答えてしまった(^^;) エレジーにそっくりで、エレジーより音程とか難しい所がある。でも本当に素晴らしい美しい曲で、自分で弾いていてそれが表現できないのでもどかしく、弾きたくなくなる・・という意味。で、ついでに3楽章の運指等確認。1カ所、テナー記号の所をへ音譜記号で読んでいたところがあった。「残念でした」 その他は、難しそうな所も練習したら大したことなかった等と豪語(^^;)。どっちにしろフォーレを練習できて幸せ。どの曲もやれば夢中になってこんな素晴らしい曲はない等と思うのだが、これは特によい。
最初は、フォーレかぁ・・と思っていたけどすっかりフォーレファン。弾く度にどきどきする感じ。音楽が生きているってかんじですね。
レッスンの後、いつも見てもらう製作家のS工房に電話してから、楽器を見てもらいに高円寺に。すぐに楽器をチェック、指板が凸凹になっているので、削った方がよいとのこと、その具合では駒もほんの少し削るかも、そしてニスをかけるところが1カ所。で、4日ほど預けることにして、毛の張り替えと弦の取り替えもお願いした。沢山練習すれば指板も減るわけで、これも消耗品か・・後、楽器の肩の部分(ネック周り)には触らないように、と注意を受けた。楽器にはなるべく触らないようにはしているが、肩に触るくらいなら腰に触る方がましだ、それくらい肩の部分は大切とのこと。そこが湿気ったりしていくと楽器を痛めるらしい。又、弾かないときは乾湿の差がないようになるべくケースの中に入れておくように、とのこと。出しっぱなしはいけない。(^^;)
先日3ヶ月に1度の歯の定期検診に行き、虫歯が発見されすぐ治療してもらったが、楽器の場合は、最低でも年に1度、2、3日入院して調整してもらうつもりの方が良さそう。日帰り人間ドックのようにはいかないようだ。でも、入院の後はすこぶる健康で、調子が良いから楽しみ。
> 1カ所、テナー記号の所をへ音譜記号で読んでいた
あはは、goshuさんでもそういうことがあるんですね。
フォーレですけど、あるひとに「フォーレは憧れなんですけど、こういう節回しがどうも…」と歌ったら「君にはフランス音楽は無理!ま、しばらくベートーヴェンをやってなさい」と言われてしまいました。「憧れ」がまだまだ浅薄なのがバレてしまった(^^;)
投稿情報: yoshi | 2008-03-08 08:38
Yoshiさん 今晩は
「夢の後に」「エレジー」の次に弾きたいフォーレは何ですか?
「子守歌」が私は好きですね。
投稿情報: goshu | 2008-03-08 23:01
> 次に弾きたいフォーレ
やっぱりまだ弾いてない「シシリエンヌ」ですかね。技術的にはもう弾けなくもないと思いますが、いつか「おしゃれに」フォーレらしく弾けるようになりたい(^^;)
投稿情報: yoshi | 2008-03-09 09:40
シシリエンヌは難しいですね。かなり難しい・・音程が、ですね、苦手だなぁ・・
投稿情報: goshu | 2008-03-09 12:21
こんにちは。
「シシリエンヌ」、私も1年程前から弾きたい、と先生に申し出ているんですが、音程がとりにくいから~と言われ、延ばし延ばしになっています(^^;)。(普段しないピチカートの練習もついでにできるかと・・・(^^;)。)
「子守唄」、のほうが「シシリエンヌ」より難易度が高いだろうと思って、まだやろうという気がおきませんでしたが、・・・どうなのでしょうか~?(・・・楽譜はあるのでみてみようかなぁ)
投稿情報: まっしゅ | 2008-03-10 10:56
まっしゅさん こんにちは
「子守歌」のほうが断然楽だと思います。1小節を1拍で数えて8小節が1フレーズだったかな、後はひたすら気持ちよく・・是非やってください。
こういう曲は、p なのにばたばた弾くと(自分で)不愉快なので、弱音器をつけて(弦の反発力を弱めて)mf 位のつもりで思い切り音を出して練習して、弾けると思ったら、外して弱音器を付けなくても柔らかい響きを保てるようにするってのも手ですね。同じようにクライスラーの「愛の哀しみ」もこの手が有効だと思います。(私の考案?)
こうしてみるとやっぱりフォーレはピアノが素晴らしいので、できればピアノと合わせたいですよね。
投稿情報: goshu | 2008-03-10 15:35