福田直樹さんによる恒例のピアノコンサートのお知らせ
「ベートーベン苦悩と創作」
時:12月20日(土)夜7時から
場所:ペンションセロ・ゴーシュホール
会費:3500円
宿泊は既に満員です。コンサートのみお受けしますので、メール又は電話にてご連絡ください。
ベートーヴェンの難聴の病は有名です。これは、彼がピアニストとして大きな評価を得ていた時に発病します。原因は肝機能障害と考えられています。徐々に聞こえなくなる病を越えて、彼は作曲家として苦難を乗り越えて行きます。
今回のコンサートは、かなり長くなるかもしれません。ベートーヴェンが生涯を通じて書き残したピアノソナタは全部で32曲。この中から、初期、中期、後期の作品を聞いていただきます。また、彼が研究を重ねたと思われる、とても類似したモーツァルトの作品と平行して聞いていただくことも考えています。
《主な演奏曲目》
オール・ベートーヴェン
ソナタ『悲愴』、ソナチネ op.49-2、ソナタ『月光』、ロンド C:Dur、ソナタ『熱情』、ソナタ op.109
その他、モーツァルト:幻想曲 k475、ソナタ k457(一部、または全曲)
※このコンサートは、レクチャー形式の演奏です。休憩をはさんで4時間弱ほどの予定です。
【演奏者プロフィール】
1960年、東京生まれ。桐朋高等学校音楽科、桐朋学園大学、シュトゥットガルト国立芸大、ウィーン・コンセルヴァトアールに学ぶ。
ヴィオッティ国際ピアノコンクール、ディプロマ賞。ウィーン・ベーゼンドルファー賞。ポルトー国際コンクール第3位、並びに最優秀現代音楽賞。エンナ国際コンクール第5位。ウィーン市より2年連続特別奨励(ピアノ部門1名)
NHK教育テレビ『ピアノでモーツァルトを』、NHK-FM『ベスト・オブ・クラシック』『土曜リサイタル』等に出演。NHK大河ドラマ『花の乱』テーマ曲演奏。
イタリア、イギリス、アメリカ、ポルトガル、ドイツ、オーストリー、シンガポール、インドネシア、マレーシア、中国など各地においてコンサート出演。大津モーツァルトシリーズ、いずみホール室内楽シリーズのプロデューサーとしても活躍。編曲・作曲の仕事も多く、日本でははじめてアメリカ・バーンスタイン協会にアレンジャーとして認定される。
ウィーン・コンセルヴァトアールオーケストラ、新日本フィル、神奈川フィル、東京交響楽団、群馬シティフィル、東北大管弦楽団、ニューフィル千葉、武漢楽団などとの協演を始め、年に100回程度のソロ演奏活動。Arte、ショパン、ムジカノーバ等各誌のコラム執筆もしている。
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