なんと4ヶ月ぶりのレッスン。こんなに間隔が開いては上手にはなれませんが、ともかく。でも楽しかった。曲はブラームスソナタ第1番。
一応弾いた後、ボーイングや指使いについて別のアイデアを教えていただく。その1つ1つを試してみると、音楽的だし、それに音楽にそってのボーイングだからぐっと弾きやすくなる。チェロをこすってると言うより音楽が感動的。何度も「すばらしい!」を連発した(^^)。
フォーレのソナタの時もトゥルトリエ直伝のボーイングを教わったが、その時よりもっと音楽がぴったり。というか、フォーレはあまりなじみがなかったが、ブラームスは好きだし、ちょっとしたヒントで音楽が深みを増すのが実感できる。
作曲家が頭に描いた音楽がはっきりと聞き手に伝わるように演奏するのは演奏家の務めで、原典があるからその通りに?弾けば良いと言うものではないだろう。
例えば、ここ、第1楽章中間部、主題が再び表れる直前ディミヌエンドして行く所のボーイング。普通ならアップから入って弓順にただ譜面にある通りに弓を返す所だが、・・・。つまり2拍目のCにアクセントがつかない方が良いと言う事。簡単そうでいて自分では気がつかない。こういう所は他にもある。
細かいことは後ほどと言うことにして、今日はレッスンが楽しかった。何となく音楽と合わないボーイングだと思いながらさらっていたのが一気に解決した感じ。う〜ん、練習曲もいいけど、やっぱりソナタはいいなぁ。小品とは勿論、協奏曲とも違うなぁ。当たり前だけど。
1楽章、2楽章を弾き、3楽章もやっても良かったが、1時間半くらいになっていたし、もったいないので次回の楽しみとすることにした。沢山書き換えた楽譜を清書して、更にさらう事にしよう。しばらくは楽しい練習が出来るぞ。
いいですねえ。
ボーイングと指使い、今度ぜひ教えてください(笑)。
僕の先生はボーイングはあまりきっちり指導してくれないので・・・教えてもちゃんとそのとおりにやらない生徒だからかもしれませんが(苦笑)。
投稿情報: たこすけ | 2009-01-17 09:44
たこすけさん
そちらのブラームスレッスンも面白そうですね。そのうち弾きっこしましょう(^^)
ボーイングは大切ですね、当たり前ですけど。結局の所、音楽として非常に分かりやすいシンプルな所に行き着くように思います。非音楽的な素人だと単に機械的な単純さになるのですが・・(^^)
指使いは手の大きさや力・能力や馴れによって色々でしょうが、音程のとりやすさが第一、目標の音にどの指を使うかによって運指が変わる、音楽がどういう性格の音を求めるかによって、どの弦の音を使うか(ブラームスならC弦の音を効果的に使う)考える、など要点は色々ですね。
お互いに研究して行きましょう。
投稿情報: goshu | 2009-01-17 23:57