先日NHKの昼の「スタジオパーク」でピアニストの中村紘子さんが出ていた。で、視聴者からの質問コーナーで、「練習に身が入らないけれどどうしたら良いでしょう」みたいなのがあった。
中村さんは、何か励ますようなことを言うのかと思いきや、あっさりと「それは無理ね」又は、それは駄目ね、と言う意味のことを言った。
練習というのは、曲を磨いて磨いてピカピカにするための大事な、楽しいことだ。楽器をやる人は「をたく」にならなければ駄目・・・・と言っていた。
まぁ、趣味程度にやってる人には関係ない話ではありますが。ただ、趣味程度と言ってもピンからキリで、意識も目標もそれぞれ違います。で、いつでも現状に満足しないで、良い演奏を目指す気持ちがあれば、際限なく追求したい練習したいと思うという事でしょう。程度の差こそあれ、それはそうなんだろう。けれど程度の差と言うものは恐ろしいものがありまして(^^;;、へたっぴの練習はそもそも音を出すのが辛かったりするのです。腰が痛い、指が痛い、すぐ疲れる、楽譜がよく読めない・・色々です。練習できない理由なら沢山浮かぶ、レッスンの最初に、いやぁこれこれかくかくしかじか・・でなかなか練習できませんでしたというのが挨拶になる(^^;;
だから練習をするのに励ましになる色んな工夫が必要。きっと人により色んな儀式、準備、心得などがあるのではないでしょうか。最近、これはいいぞと思ったのは、メトロノームを使う事。強制的に指揮してもらっておいっちにと弾けば、とりあえず、かっこがつくし?、余計なことを考えずに時間が流れる。それに、へたっぴは、速いところはより速く遅い所もより速く、歌う所だけより遅くなる傾向があるので、メトロノームで練習すると、意外と簡単に弾けるのだ・・?歌いたい所はつまらないことになるがそんな所は大体練習しなくても良いところだ。
さてはて、風邪が長引いて、今日は腰が痛い、練習すると背中にすぐ汗をかいてヒヤヒヤする。明日はレッスンだが、この言い訳はしないことにしよう・・・
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