今日はブラームス2回目。長い曲だし、まずは、次のレッスンのために、見てもらっていない3楽章の運指など疑問点を先に数カ所教えてもらう。
自分の練習しているのとだいぶ違うところがあるが、運指やボーイングの考え方も様々だし、ゆっくり弾くのと速く弾くのでは、異なる。一応、教えてもらったものも試しながら研究する事にする。
そのあと、第1楽章を弾く。一応弾けているのでせっかくだからと更に細かく。低音をよく響かせるように、出だしの音も深い音が出るように、音を細らせない、ビブラートを止めない・・・。低音を響かせたら高音が鳴ると思うかもしれないけど、ハイポジションをキチンと鳴らせたら低音も良くなる、との事。
1行目から2行目にかけてのメロディの歌い方が、なかなか難しい。細かな繊細なビブラート、行が変わった所も色を変えずにdolceで、ポイントは右手と左手の音出しのタイミング・・・。
そのほか、高音にいきなり飛ぶ所の音程をしっかり、良く歌う事、課題も多いが愉しみも深い・・・etc
次に2楽章の疑問点 リズムの出し方、頭にアクセントが来るように最初の3つにスラーをかけて(頭の音を抜かない)2つをスタッカートで返す。
・・とかなんとか、第1楽章をどう弾いたらブラームスらしくなるか更に深く研究すること。
車で帰る途中、倉田先生から電話が入る。レッスンの帰りと伝えると、「何をやってるの?」ブラームスです。「あら、すごいわねぇ。」いや駄目なんです「そんな事ないわよ、弾けるわよ」 と励まされる。
まぁ、どんなレベルであれ、真剣に取り組めばそれはそれなりに・・(^^;; 問題は心がけ、頑張ろう!
『修証は一等なり』(道元)・・修行する事と悟る事は同じ事であると言う意味。
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