柔らかくレガートに弾きたいのだが、録音を聴くと如何にも音符を追っていてぎくしゃく聴こえる。弾いている時は妄想で頭がいっぱいだからそれほどでもないが録音は正直(^^) ボーイングに気をつけて肘から先行するように直してみると、・・・改善された(^-^)v。録音は便利。
まだ時間があるので、色々と工夫(妄想)をする事にする。下2段のfのラの音、そこに向かって少しアッチェランドして短いけれどたっぷりビブラートを掛けたい、でも遅滞なく滑らかに、出来ればやるせない無常感が欲しいなぁ・・なんちゃって
「行く川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず よどみに浮かぶうたかたは かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし」というわけ
このトリオ、どうしても日本の和歌の世界が広がってしまう。静かな春の日に桜の花が散る・・・そういう風情を感じてしまう。私だけだろうか。
快調なご様子ですね。
和歌の世界ですか。考えもしなかったですね。
でも面白い。
僕はまだまだ第一楽章を抜けられそうにありません(苦笑)。でもがんばって、妄想しまくりたいと思います。
投稿情報: たこすけ | 2009-01-26 23:26
たこすけさん
いや、まだ1楽章が終わったと言う事ではなく、1、2楽章まとめてやってるのです。今は3楽章の練習に移行中。段々指が回るようになって来た。
録音してみると思ってるより良い音がしてる(録音機が良い(^^))ので、もう1つ1つの音にこだわらず音楽が流れるようにと気を遣うと今度は全体としても良くなってきましたね(半分妄想)。
全体として八分音符を短く弾かないようにしっかり弾くと言うことを心がけています。録音してみてそう思いました。
投稿情報: goshu | 2009-01-27 00:41
>八分音符を短く弾かないようにしっかり弾くと言うことを心がけています
共通するのかわかりませんが、実は僕も第一楽章のところどころで8分音符が短い、弱い、ということを毎回指摘されています。たとえば最初のテーマのところとか・・・。しっかり8分音符を弾かないと、メロディがいきてこない、と。
投稿情報: たこすけ | 2009-01-27 09:38
たこすけさん
8分音符は、例えば、1楽章の26,28小節の弓を返して上行する所、軽快に弾いてはいけないんですね。カザルスのマスタークラスのビデオを見ると、ここを全弓で弾けと言ってやってみせています。出来ません!(^^;; しかし雰囲気は分かりますね。
それから出だしの音、北ドイツの森(神秘的で怖い所)のイメージ、で、第2楽章は対照的に異文化の明るい軽い世界、3楽章はブラームスお得意の形・・ここに若きブラームスのすべてがあるって感じですね。・・って調べた訳じゃなくて直感です。
投稿情報: goshu | 2009-01-27 14:16
全弓は無理ですよ~、絶対(笑)。
ちなみにカザルスのマスタークラスのビデオがあるのですか。初めて知りました。それはすごい。ぜひ今度見てみたいものです。
投稿情報: たこすけ | 2009-01-28 00:23
カザルスには無理ではないんですよね。バッハの1番のプレリュードも全弓?で切ってますし・・(^^;;
あまりにシンプルなのでついさぼるボーイングの基礎練習。ロングトーンを基本に自在に速度を変化させる練習。お教えしましたよね。
トルトゥリエのマスタークラスでもブラームスの冒頭をレッスンしてるのがありますね。他にもあるかも・・
今度お見せしましょう。ま、見てもレベルが違いすぎてあんまり参考になりませんが・・(^^;;
投稿情報: goshu | 2009-01-28 01:54