このところ毎日、午前、午後、夜、と練習しています。暇なんだな、と思われるでしょうが、そうです(^^) ブラームスの第3楽章、シューマンのアダージョ、ついでにドッツァウアーの第2巻の最初の方をあっちこっち、です。
本番のあと、毎日触っていると、音が良く鳴るので、練習していても楽しい。楽器が鳴ってくれないと練習は楽しくありませんね。ブラームスのお陰か最近低音がよく鳴る。というか低音を鳴らすようになった。録音してみて気がつく事は悪いことばかりでなく、自分が直接聞いているよりずっとよい音がしてる、低音が望ましい音をしてるってこと。これは自分ではなかなか気がつかない。普通の人は気がついているんだろうか。他の人から低音が良い音してると言われても本人は不満だらけだったのですが、そうでもないぞ、結構よい音だぞと思うようになってきました。そう思うと、そういうつもりで弾きますし、そういう風に聴こえると更に音は良くなる気がします。
こういうフィードバックってとても大切ですね。ビブラートの練習もそうです。出来ないと思っている人、録音してやってみれば良いですが、多分少しはかかってる、それがどんな物か知る事が進歩につながるかも・・。自分の音がちゃんと聞こえていない・・これを改善する事が大切という気がします。録音ですよ、録音。録音して、欠点ばかり探すのではなく、良いところも探せば良い。
はじめまして。この日記はよく見させていただいております。
冒頭で一日中練習された、とのことですが、どういう配分で練習されていますか?
自分は大学生(チェロも4年目レッスンはふた月に一回ぐらい3年目)ですが、休日には一日2回、2時間ずつぐらい練習できたら良いなぁ、
と思っていますがなかなかうまくいきません。集中が切れたり・・・
あれやってこれやって・・・と次々内容を変えていますか?
朝できなかったけど夜にもう一回、とか繰り返していますか?
そして基礎練とかはどう配分していますか?
投稿情報: 倉井 | 2009-05-25 22:20
倉井さん こんばんは
大学生で4年目ですか、羨ましいですね。私もせめてそれくらいのときにやっていたかった(^^)
配分は、特に考えていません。ブラームスとシューマンでは使うテクニックとか偏ってしまうので、ドッツァウアーで足りない所を補うという感じ。ブラームスはレッスンが近いので、1時間ちょっと。前からでなく後ろからやったりして(^^) 克服できていない部分を特定してそこを集中練習するというつもり。一生懸命やってもうまくいかない、というのをはっきりできればそこをレッスンで見てもらってうまい方法を教えてもらえます。だから、出来ない、難しいというのを発見できれば良いので、上手に弾けちゃったらレッスンに行っても仕方ない、とヒラキナオル。(^^)
私はもう年数だけは30年以上もやっている還暦過ぎの老人クラブで、あなたの質問がどういう事なのかピンとこないんです。つまりそういう事で悩んだりしないし・・。同世代の同じ仲間からヒントをもらう方が良いかも。それにレッスンにつかれているなら先生にお聞きになった方が適確ですよ。その人、その段階によって違いますしね。こう書いていると、そういう質問をする人が羨ましい。これからまだ長い人生、沢山の時間があるから、地道にコツコツやって下さい。寄り道しても何してもとにかくやめないで続ける事。
投稿情報: goshu | 2009-05-25 22:46
お返事ありがとうございます。
先生にも相談したのですが、「自分で一日のメニューを考えて見なさい」ということだったので
いろいろ試したり、他の人がどうしてるか聞いてるところです。
「出来ないところ」を一日中、または一日に何回にもわけて練習しても気力が続きません。
でも「これでへこたれてしまう自分の精神力が足りないのかな」とも思うのです。
「多くの課題を次々と練習していく」とトータルの練習量はかせげますが、
それで「確実に身につく」ものなのかなぁ?とも思うのです。
効率よく練習したいな、と思うようになってからそういう悩みを持つようになりました。
「出来ないところを発見してレッスンでみてもらえば良い」ってすごく納得ですね。
練習していて、自分が今どうなっているのか分からなくなったりするので・・・
同世代の子だとどうしても「僕も今悩んでる」ということで終わってしまいがちです。
やはり年配の方に聞いてよかったと思います。ありがとうございます。
これからも書き込みさせていただくと思いますが、よろしくお願いいたしいます。
投稿情報: 倉井 | 2009-05-26 03:46
倉井さん なるほどね
若い人にありがちですが、質問の仕方が間違っているから適確な答えが得られない(^^;; 良い質問が出来るかどうかは修行が肝心(^^) 欲しい結論だけ求めても相手はコンピューターではないのだから答えは得られませんね。また正しい答えが得られたとしても、それが身になるかどうか分かりません。本当に正しい答えを得るためには正しい問いを問う、修行が肝心、と大学時代の恩師から教わりました(^^) 今回はそんなことじゃない? はい、済みません 年寄りなので(^^;; では
「効率よく練習したい]という事なら、プロを含め万人共通の願いでしょうね(^^) 大体1日中練習してるのは音大生くらいのもので普通の人はあり得ませんし、1日のメニューなんて勝手にしろよというのが関の山(^^)
基礎練習の前に、ウォーミングアップという物が必要で、大概はロングトーン、ストレッチのための自分で決めたエチュード(私ならフィヤールの第6番)、音階練習、などをゆっくりやります。それからその時々のエチュードをやるか、曲の練習をします。どんな場合でもよい音を出すということを心がけます。練習の準備がちゃんとできていないと不愉快だし、効率も悪いです。でも、ストレッチのあとで何をするかは人により時間により状況により違いますね。
効率が良いかどうかは、その時々の自分の状況における弱点が分かっているかどうか、分かっていてその克服の練習をどうするか、どのように練習すれば良いかを知っているかどうかにかかっていると思います。難しいことは簡単な要素に分解して練習するのも効率的(例えば、弓だけ練習するなどなど)、そういう事はレッスンで教えてくれるでしょう。
何も自分の問題点を具体的に分かっていないのに、もっとよい音にならないか、もっと音程がよくならないか、もっと速く動かせないかなどと、闇雲に練習するのは非効率的ですね。そこが問題。何が弱点か分かってその解決のレシピを知っていたら練習は希望が持てるし練習は楽しいし、意外と早く解決すると思います。まぁ、その弱点は山のようにあるのですが(^^;;一歩づつですね。
でも真摯で素直な人なら必ず上手になるし良き導き手が現れるでしょう。これは真理です。
投稿情報: goshu | 2009-05-26 11:30
あぁ、うまく伝わりませんでしたか。長くなってもいけないし、短すぎると伝わらないし・・・
すいません;
やはり弱点を克服する、ということに関してはそういう考え方が大事なようですね。
昔先輩とそういう話をしていて、僕もその人も「どう悪いか、どうすれば良いかあれこれ考えて悩みに悩む」タイプだったのですが
その先輩は、大御所のとても上手い先輩(また別の人です)に「つべこべ言わずに練習しろ!」といわれたそうです。
上手い人が言うんだから、効率という概念を吹き飛ばすほどエネルギッシュに練習したほうが結局「効率が良い」のかなぁ
とも思ったりします。
先生に聞いても細かく教えてくれる時もあれば1000回練習しろ!といわれることもあるので
バランスもあるのでしょうが・・・
とりあえず自分の問題点を整理してみようと思います。
投稿情報: 倉井 | 2009-05-27 04:15
「つべこべ言わずに練習しろ」
大人の場合は、ほとんどこれですね(^^)
先生に教わった通り言われた通りつべこべ言わずにやったら上手になりますよ。あとは考える必要はありません。「下手の考え休むに似たり」と言うのが将棋の格言。頭を空っぽにしてただ集中力だけ持って練習に励んで下さいな。
あんまり頭ばかり使うのは駄目ですよ。スポーツですから、体が覚えるまでやるという事が肝心ですね。
投稿情報: goshu | 2009-05-27 09:37