昨夜は、先週お泊まりになったAPA(日本アマチュア演奏家協会)の某支部に乱入して、弦楽合奏を愉しみました。
演奏曲目は、シューベルトの弦楽四重奏曲a-moll「ロザムンデ」、ベートーベンの弦楽四重奏曲作品29、ハイドンの弦楽四重奏曲から、あっちこっちのメヌエット楽章、バッハ「オーボエとバイオリンのための協奏曲」、ラフマニノフ「ボカリーズ」の弦楽四重奏版、でした。ま、これを10人位で弾いたわけですが。
しかし、女性が1人もいなくて、9割以上が還暦過ぎというこれまでの私の経験のない世界(^_^)。珍しいですね。
シューベルトのa-mollの第2楽章は有名なロザムンデの主題を使っています。これは35年前、私たちの結婚披露宴(昭和49年9月ホテルオークラ)で、宴の始まる前会場で知人により繰り返し生演奏されたもので、それ以来好きになってしまいました。この曲は長いし難しいところがありますが、名曲です。「偉大なるa-moll」と呼ばれています。私が最初に買った弦楽四重奏曲の楽譜です。
バッハのドッペルコンチェルトも、私の大変好きな曲。全楽章、チェロが楽しい。モーツァルトと比べると(比較する理由はないですが(^^;)モーツァルトのオケのチェロパートは難しいです)バッハのチェロパートは楽しめますね。バイオリン協奏曲第1番とかこれとか。オケで過去2回ほど演奏したことがあります。2楽章が相変わらず美しい。こういうのを弾いているとオケで演奏するときは協奏曲というのが気持ちが1つになって音楽を楽しみながら弾ける感じがします。
とはいえ、オーボエは大変きつそうで、ぜーぜーはーはー言ってました。管楽器は大変、やりたくないですね。(^_^) 弦楽器は大変で弾けなくても笑っていられますが,管の場合、笑ってる人は殆どいません(^_^) オーボエと弦の曲としてはモーツァルトのオーボエ四重奏がありますが、これはオーボエが超難しそうです。息も絶え絶えになっている(^_^) 名曲なのに、喜んでやるというオーボエは殆どいません(^_^)
逆に、クラリネットの場合、ブラームスやモーツァルトの5重奏曲は名曲だし、みんなやりたがりますが、チェロはえらく難しい(少なくとも私には)、名曲なのに余りやる気がしません(^^;)
名曲で、(アマチュアの場合)みんなが楽しめて喜んでやる曲、というのは結構限られているかも。上を見ればきりがないですが、ドボルザークのSQ「アメリカ」。チェロ、ビオラは勿論最高に楽しいし、聴いていてもなじみやすいし非の打ち所のない良い曲。こう言うのは,日頃からさらっておくのがたしなみというもの。
話がそれてきたので,この辺で(^^;)
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